「準備と会話」そして「流れ」をつかむ

11月4日土曜日午後、アカスポの保護者のご紹介により、東角小学校において「久御山バファローズさん」と練習試合をさせていただく運びとなりました。

この試合の最初の敵は、天候でした。
曇り空、強風、低温。
ウォーミングアップの段階から、ゲームに集中できない状態が続きました。

ゲーム開始直前、円陣を組み、以前のミィーティングで話し合った「準備」と「会話」を確認しました。

しかし、ゲーム開始直後、課題の立ち上がりに、こちらのミスでアッサリ先制され、その後も相手のペースで試合が進みました。

さて、野球には試合の”流れ”という言葉があります。
ここでは、説明を省きますが、試合中、なぜ、こちらに流れが来ないのか?
例えば、守備のファインプレーが出ないから、こちらのペースにならない。
攻撃の時、ヒットを打てないから、こちらに流れが来ない。
投手が三振を取れないから?
出塁した走者が盗塁できないから?
コーチはそのように思いません。
選手全員、考えてみてください!

この試合のグッドプレーのひとつは、中盤に訪れた一、三塁の重盗に対する対応です。
練習通りのチームプレーを実践できた場面です。
ここに、上記の質問のヒントがあります。

本日の試合は、来月のきぬかけ杯に向けて、貴重な経験となりました。
新たな課題も発見できました。
選手一人一人が相手チームの良かった点に気付き、それらを吸収してくれたら、常にナイスゲームができるチームに変われます。
次回の練習に対する取り組み方を楽しみにしています。
繰り返しますが、当面のチームのキーワードは、「準備」と「会話」だと思います。

保護者の皆様、悪天候の中、送迎、応援、審判等、ご尽力くださり、誠にありがとうございました。
また、このような縁を結んでくださったアカスポの保護者の方、久御山バファローズの皆さんに感謝申し上げます。

アカスポアスリート コーチ  樫原秀文