~TOPチーム 稲内監督・下出コーチより~

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2017年9月9日(土) 朱雀グランド 練習試合 VS TKドラゴンズ

9月からアスリートクラスはメンバーを入れ替えTopチーム(Tチーム)19名の新体制になりました。新体制になり改めて選手達と決めた約束があります。

もう1度基本から…

①挨拶の徹底 (コーチ、保護者、他のチームに自ら挨拶をする)

②道具をしっかり整理整頓、大切にする (忘れ物などもアスリートからゼロにする)

③グランド内は常に全力疾走 (練習の間やポジションにつく時、ランナーコーチやボールボーイも同等に駆け足ではなく全力疾走)

④どんな場面でもしっかり振る (自分のベストスイングを身に付けいかなる場面でもしっかり振る、振る事で相手にプレッシャーを与えられるようなチームになる)

⑤攻めの守備、走塁 (失敗をおそれずに常にチャレンジする気持ちを持つ。攻めた結果のミスは咎めない)

以上の5つをまずは徹底していく事になりました。

今のアスリートにはスーパースターはいません。そんな中で、1人ひとりが自分の役割を持ちそれを発揮できるよう『チーム力』で勝つ。そんなチームを作る為に再スタートしました。

今まで頼りきりだったキャプテンを外野にコンバートし天下一品杯で出た外野手の弱さを強化すると共に、新たに6年生の1人に内野リーダーになってもらい、内野手の競争と他の6年生のチームを引っ張っていく自覚を今まで以上に持つように促しました。

練習を見ていると徐々に自覚も生まれてきて、他の選手も自分達が引っ張っていかないという思いが出てきたと少しずつ感じていました。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の試合は6年生中心のメンバーでスタートしました。

コンバートの関係で不慣れなポジションを守った選手もいて、多少のミスはありましたが、初めてにしてはよく守ってくれたと思います。

いくら練習でノックを受けるよりも、試合で実際にプレーすることが一番の経験になります。

100球のノックより試合の1球が大事。

よって監督として練習試合では、できるだけ多くの選手に出場機会を与えてあげたいという思いがあります。

投手陣では、エースが課題にしている立ち上がりをなんとか無失点に抑えましたが四球を与えるなど、まだまだ課題は山積みです。

他の投手も全員短いイニングでしたが、投げさせてあげることができたのは収穫でした。

その中でも1イニングを投げた4年生左腕。不運な当たりなどで失点はしましたが、5.6年生相手によく投げきってくれました。アカスポ投手陣の5、6年生に良い刺激を与えてくれたと思います。

図2

攻撃面も2番バッターの女子選手の素晴らしいバッティングから良い流れをつくり、天下一品杯では不振だった4.5番にも当たりが戻ってきました。

課題であるベストスイングができる選手が少しずつ増えてきたと感じました。 引き続き徹底していきます。

また、試合も勝利して「きぬかけ杯」に向けて良いスタートがきれましたがまだまだ、決めた約束を実践できていない選手もいます。

今後『チーム力』をあげていけるよう選手たちと共にまた今週の練習から頑張っていきたいと思います。

最後に保護者の皆様、いつも温かい応援、審判や整備のご協力本当にありがとうございます。これからもアスリートクラスをよろしくお願い致します。

アカスポアスリート Tチーム監督 稲内 基

図1

<下出コーチより>

9月9日(土)アスリート・Tチームができて初の試合がありました。この試合は天下一品杯の前哨戦となる大事な戦いです。試合開始直後から、終始グラウンドに出てる選手とベンチにいる選手が一体となった集の力を発揮し、8対5で勝利しました。

グラウンド内でのプレイヤー間のコミュニケーション、ランナーとランナーコーチとの会話など様々な形で色々な意思疎通ができていると感じました。

良い結果を残せた子はもちろんのこと練習で培った力を出せなかった子も試合中悔しがることなく、試合に集中し喜びを分かち合ったり励ましたりしていました。この試合では自分が気持ちよくプレーするだけでなく、味方の選手が気持ちよくプレーする環境自発的に生み出していました。

ここから、僕自身も団結の力を大いに学べた試合でした。

アカスポコーチングスタッフ 下出コーチ