9月20日(土) 横大路グラウンド
【Aチームのみんなへ!】
まずは天下一品杯、お疲れ様でした!
悔しいね。
「悔しい」の一言に尽きるかなと思います。
ただ、「負ける」ということも、「上手くいかなかった」ということも、
みんなにとって、すごく大切な「経験」なので、この経験を次に活かせるように、もう一度、チーム一丸となって頑張ろう!
終わったことに対してクヨクヨしても何も変わらないから、次は見返せるように目の色を変えて、そして、行動を変えて、本気で野球に向き合おう!
「悔しい」という想いをバネに、どこまで本気で野球に取り組めるかが、みんなのこれからに繋がってくると思います。
次は勝とう!絶対に勝とう!
それを前提に、涉成雅戦の反省を下記に書きます。
————-
【マインド面】
試合後にも話をしましたが、「一点」や「一勝」に対するがむしゃらさや必死さがまだまだ足りていないように、涉成雅戦を通じて感じました。
もちろん、みんなも「勝ちたい!」という想いでやっているのは伝わりますが、これは、他のチームも同じです。
天下一品杯にでている105チーム全員が「優勝」を目指して、日頃から汗水流して練習に励んでいます。
その中で、「優勝」できるのは、たったの1チームなので、そんな簡単に勝てるほど野球は甘くないのが厳しい現実です。
その中で、どうやって勝つのか。どうやって優勝するのか。
これが、野球(スポーツ)の醍醐味(面白さ)だと思います。
日頃から、「優勝するチームにふさわしい練習をしよう!」ということを言い続けていますが、心の底から、本気で向き合えているかは、この敗戦を機に振り返ってほしいなと思います。
1人でも違う方向を向いていたら、やっぱり大事な場面でチームとして力は発揮できません。
変わるなら今。
明日でもなく、今から変えていこう!
監督・コーチもこのAチームで優勝するために本気で向き合うので、今日の敗戦を機に、チーム全体で、残り半年弱、がむしゃらに、そして必死に頑張ろう!
————-
【技術面(試合の運びについて)】
初戦の綾部ファイターズ戦、全京理事長杯の大住クラブ戦、
そして、涉成雅戦は、勝つべくして勝ち、負けるべくして負けた、非常に学びになる試合だったと思います。
試合を優位に進めるためには、「入り」「先(先制/先頭)」「初(初回/初球)」「1(1点/1本)」が非常に大切です。
・初回→リズム良く、平常心で試合に入れているか
・先制→先取点を取って、アカスポの流れで試合を進められるか
・先頭バッター(攻撃)→塁にでて、1アウト3塁をいかに作れるか
・先頭バッター(守り)→先頭でアウトを取って、守備のリズムを作れるか
・初球(攻撃)→甘い球を仕留められるか
・初球(守備)→初球を取って、カウントを有利にできるか
・大事な場面での「1本」、点を取った後の次の「1点」、点を取られた後の次の「1点」
↑ここに対して、もっとこだわり、必死になれたら、チームとして更に強いチームになれるかなと思います。
綾部ファイターズ戦は、チャンスで1本(相手のエラーも含む)が出て、先制点を取って勝利できた。
大住クラブ戦、涉成雅戦は、先制点を取られて、大事な場面でフォアボールやミスをして負けた。
ヒットが出なくても、粘りに粘って、フォワボールで出塁したり、サードが後ろにいるならセーフティーバントを試みたり、デットボールやエラーなど、塁に出たり点数を取るための方法はたくさんあります。
・打てなくても出塁できる選手
・形が悪くても、アウトを取れる選手
・本調子でなくても、最後は抑えられる投手
・どんな展開でも、最後は勝っているチーム
「強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いんだ」
という言葉があるように、どんな状況においても、「何がなんでも勝つ(一点でも多く取る!)」「どんな形でも良いから、必ず塁に出てやる!」という強い意志を持って、試合に臨んでほしいです!
そして、もっともっと、野球というスポーツを理解して、アカスポのリズムで試合を運んでいけるように工夫をしよう!
————-
ここまで、長々と反省を書きましたが、最初に書いた通り、何事も「経験」だと思います!
「悔しい想い」や「苦しいこと」を乗り越えるからこそ、「勝った時」の喜びを感じられると思います!
勝つ喜びも負ける悔しさも、みんなにとって、今後の人生において大きな財産になると思うので、この感情を噛み締めて、残り半年弱を頑張ろう!
監督・コーチも改めてみんなと全力で向き合うので、失敗に対して消極的にならずに、みんならしく、積極的にいろんなことに挑戦して、自分たちで良い雰囲気を作ってもらえると嬉しいです!
————-
【保護者の皆様へ】
今大会、そして、日頃より応援やサポート、誠にありがとうございます。
日頃より、選手が練習に励むことができているのは、保護者の皆様の支えがあってこそだと感じております。
指導者・選手一同、心より感謝いたします。
ここ最近の大会では、中々勝ち進むことができず、結果だけを見ると非常に悔しい結果が続いております。
ただ、試合や結果以外のところで、選手たちが自ら別のチームに大きな声で挨拶をしていたり、練習中も「もっとこうしていこう!」という声が飛び交っていたり、選手同士で積極的にアドバイスをし合っていたりと、選手が主体的になって、野球に取り組んでいる姿が様々な場面で見受けられます。
これは、野球の結果や上手い下手以上に大切なことであり、他のチームにはないアカスポAチームの魅力だと感じております。
勝負の世界ですので、もちろん「勝利」に対して指導者も選手も貪欲に向き合って参りますが、その中でも今の選手(小学6年生)達にとって1番大切である「過程」や「経験」を様々な場面で積んでもらえるよう、今後も丁寧に指導に努めてまいります。
Aチームも残り半年を切っておりますが、保護者の皆様に対して、そして野球ができているということに対して感謝の気持ちを忘れずに練習に取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
季節の変わり目で寒暖差が激しくなっておりますので、保護者の皆様も、お身体にはお気を付けくださいませ。
今後ともアカスポAチームをよろしくお願いいたします。
アカスポAチーム 指導者一同