【アスリートA】知事杯準々決勝

 

 

 

【Aチームのみんなへ】

まずは、京都府知事杯、本当にお疲れ様でした!

結果はベスト8。

この結果を振り返ってみて、みんなはどのような気持ちでしょうか

「自分たちのベストが出せた!」
「俺たちならもっと上に行けたな…」

選手それぞれ、
いろんな感情を抱いているのではないかなと思います。

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監督、コーチの想いとしては、
まず、ベスト8に入ることができたことに対して、自信を持って欲しいなと思っています!

4年生のころからみんなを見てきましたが、このような接戦をできるようになっていることは、みんなの努力の功績だと思います。

本当に素晴らしいことです。

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それを大前提として、ベスト4、準決、決勝と勝ち進むために、今のみんなに必要だと思うことを、1つだけお伝えします。

以下のことは、すごく単純なことですが、覚悟がないと実行はできないので、ベスト4以上を目指すのであれば、覚悟を決めて残りの1年をやり抜きましょう。

(もちろん、野球を楽しむということは大前提としてね!)

勝ち進むためにみんなに必要だと思うこと。
それは、「1勝に対する貪欲さ」だと、監督とコーチは思っています。

ベスト8を賭けた御蔵山スポーツ少年団戦は、悔しいですが「全員で一勝をもぎ取ってやる!」という気持ちが足りていないように、監督とコーチからは見えました。

“勝ち負け”や“打つ打たない”は「結果」であって、監督とコーチはそこに対しては何も言いません。

この試合もチャンスで一本が出なかったけど、そんな時もあります

ただ、「全員で一勝をもぎ取ってやる!」という貪欲な姿勢は、
みんなが本気で勝ちたいなら、スタメン、ベンチ関係なく自然とでてくるものだと思うし、監督コーチが何かすることではないと思っています。

この想いを心の底から全員が持つことができて、その想いを野球にぶつけることができるようになった時には、きっとベスト8の壁を越える良い結果がでると監督とコーチは思っています。

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このことを踏まえて、
もう一度、みんなには御蔵山スポーツ少年団戦を振り返って欲しいです。

・ベンチで1人しか元気が出ていないチームで勝てるのか?
・一打同点の場面で足を組んでいる選手がいて勝てるのか?
・簡単に三振したり、簡単に凡退に終わっているようで勝てるのか
 Lバットを短く持ってみたり、すり足でタイミングを取ったり、セーフティーバントをしてみたり、工夫はできなかったのか?

そして、何よりも、“それを許しているようなチーム”で勝てるのか?

何回も言いますが、“勝ち負け”は結果です。
結果は、みんながどうこうできる話ではないから、試合中に気にする必要もなければ怖がる必要もありません。

ただ、“勝つチーム”にふさわしい行動は、本気で勝ちたいならできるはず。
本気で勝ちたいなら、もっと貪欲になれるはず。

これは、小学生だろうと高校生だろうと、プロ野球選手だろうと関係ないと思っています。

だからこそ、この大会を良い機会として、
あと1年間で、自分はどんな選手になりたいのか。どんなチームになりたいのか。

この2つは、真剣に自分と向き合ってください。
そして、卒業の時に自分たちが後悔のないように、やり切ってください。

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もうみんなは、“あと一歩”というところまで来ています!

その一歩を乗り越えられるように、殻を破ろう!
結果を怖がらずに、自分たちができること、やるべきことを貪欲にやり抜こう!

みんなならできる!
辛いこともあると思うけど、やり切った先に、また違った野球の楽しさに気づけると思います!

来週から、また頑張っていこう!

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【保護者の皆様へ】

いつもお世話になっております。
そして、至らぬ点が多い中、いつもAチームの活動にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

上記につきまして、選手たちに対して長々と厳しい言葉をお伝えしておりますが、大前提として選手全員の成長は著しく、私たち指導者も選手たちからたくさんのことを学ばせていただき、たくさんのことを気づかせていただいている次第です。

保護者の皆様はもちろん、選手のみんなにも感謝の気持ちいっぱいでございます。

このチームはCチームの頃から、できる限り「選手たちのやりたい野球をやってもらおう」という方針のもとで、自分たちに目標を設定してもらったり、自分たちで裁量権もたせて練習をしてもらったりと、常日頃から様々なことを自分たちで決断してもらうことを意識しています。

子どもたちにとっては、一つ一つの決断が未知の経験であること、
そして、ある意味自由を与えている環境の中で、小学生が自分を律して自己決定をするということは非常に難しいことであり、「勝つ野球」だけを考えた場合は、遠回りをすることもあるかと思います。

しかし、ここ数ヶ月の練習や試合の光景を見ると、私たちが一切口出しせずとも、自分たちで試合前のアップを初めていたり、自分たちで相手ピッチャーの特徴や守備のポジショニングを共有しあったりと、小学生とは思えないくらい選手一人一人が主体性を持って行動しており、選手たちの成長には日々驚いております。

最後の年ということで、指導者も選手も「優勝したい!」という気持ちは強く持っておりますが、
何よりも選手たちが「このメンバーで野球ができて良かった!」と後悔せずに卒部できるようできるよう、私たちができる最大限のことを子どもたちに提供できるように精一杯指導に励んでまいります。

そして、私たちも指導者として日々学び、日々成長してまいりますので、今後ともアカスポAチームをよろしくお願いいたします。

アカスポAチーム 
スタッフ一同

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