良いチームとは

A1チームの天一杯が終わりました。
 
まず初戦(2回戦)
 
VS老上スポーツ少年野球
 
6-3で勝利
 
この試合は勝てましたが、野球の流れの怖さを強く感じた試合でした。
 
こちらの走塁ミスで流れを呼び込めない。
 
勢いを切ってしまう。
 
相手がミスをしてくれてもつけこめない。
 
こちらの守備も四球からランナーを貯めてなかなか攻撃のリズムが掴めない。
 
 
そんな苦しい試合でしたが、流れを変えてくれたのは
 
【ゆうま】
 
途中からマウンドに上がりアウトを重ねリズムを持ってきてくれました。
 
 
そして攻撃、ランナーを貯めて【かずや】の同点スリーラン。
 
 
【ゆうま】の勝ち越しスリーラン。
 
 
で何とか勝利できました。
 
 
今まで采配をしていて1番苦しい試合でした。
 
 
流れを変えてくれた選手、ここ1番で集中力を発揮してくれた選手達に感謝です。
 
 
また一つ私自身も勉強させて頂いた記憶に残る試合でした。
 
 
 
 
3回戦 VS久御山B連合
 
 
今年の夏の全京大会を制したチャンピオンチームとのゲームでした
 
 
組み合わせトーナメント表を見た時に間違いなく勝ち上がってくるだろうなと
 
想定、準備をしていました。
 
 
その中でと打線が凄いとの情報は聞いていたので以下のポイントはある程度決めて準備を進めていました。
 
 
・脚力があり守備範囲のあるエース【はると】は投手ではなくセンターでしっかり守ってもらう。
 
 
・右打者が多い為、一番内野守備に信頼を置いている【ゆうま】はサード。
 
投手は練習試合でも一番安定したピッチングをしてきて一番力あるボールを投げれる【ひかる】
 
・そのボールをしっかりキャッチングできる捕手【しおん】
 
 
 
試合結果は…3-14で負け。
 
初回チャンスを作るも先制できず、
 
長い守備が始まりました。
 
ストライクを投げるとドカンと一発をくらい、
 
なかなかストライクが入らなくなる悪循環で9失点。
 
立ち直りを見せながらも2イニング以降も失点を重ねました。
 
【ゆうま】がこの試合も意地のホームランを見せてくれましたが反撃もそこまで…
 
負けると様々な意見や振り返りがありますが、
 
この布陣で挑んだ事になんの後悔もありません。
 
 
 
【ひかる】を限界まで続投させた事にも様々な思いがあります。
 
 
 
これが最後の大会ならこの様な続投はしませんが
 
強敵相手に失点を重ねる中でこれは、このチームが強くなる為に必要な良い時間になると考えました。
 
 
まず、四球で崩れてしまった事。
 
これは間違いなくメンタル面です。
 
練習試合でできていたピッチングが出来なかったのは
 
やはり相手の差。
 
強力打線への恐怖心。
 
 
私も経験した事がありますが、これは仕方ない。
 
相手のレベルが力が何枚も上でした。
 
これはストライクが入り続けても打たれたと思いますし同じ様に大量失点してしまったと思います。
 
 
それでも練習試合の結果。
 
ボールの質、スピード、コントロール。
 
全てにおいて現状チームで一番の投手がやられた事は後悔ありません。
 
 
 
 
 
その中で何が足りないと感じましたか?
 
どうすれば抑えられるようになる?
 
自分が捕手なら苦しんでいる投手にどんな声かけができただろう?
 
 
悔しいと思う気持ちが大きいと思いますが
 
時間がたった今だからこそ振り返って自問自答して欲しいと思います。
 
 
今回の経験をしたからこそ次に活かして欲しいという思いをこめて次の大会では【1番】の背番号を託します。
 
 
そして周りの野手、ベンチにいた選手も同じです。
 
あの状況で何ができただろうか?
 
 
「ひかる頑張れ、ピッチャー頑張れ」と言う声は確かによく聞こえました。
 
けれども
 
ひかるは頑張っていましたよ?
 
 
ではどんな声かけができたんだろうか?
 
 
練習中にもよく監督は「喋っとけ」「コミュニケーションをとっておけ」
 
 
と言う話をします。
 
あの場面で「頑張れ」は他人任せの言葉じゃないですか?
 
 
もちろんそこまで深い意味を持って発言していないとは思いますが
 
言葉は言霊と言われるように実際に力になったり、マイナスになってしまったりします。
 
 
ではどんな具体的なポジティブな声かけをできたんだろう?
 
と言う事を考えて欲しい。
 
 
私が同じ選手ならこんな風に声をかけたいな。
 
かけてくれたらどんどんストライクを投げれるな
 
という例を一つあげておきます。
 
 
『〇〇どんどんストライク投げろ。打たれても俺らが打って取り返したるから』
 
 
例であげた様な声かけはほとんどなかったと思います。
 
 
そんな声をかけてもやられたかもしれません。
 
そんな事をかけても打てないかもしれません。
 
打てなかったらどうしよう
 
と思ってしまい思っていても声にできないのかもしれません。
 
 
けれども、その時々、一瞬一瞬で助けには必ずなります。
 
 
そんな声かけが自然と出てくるチームになってもらいたいですしなれるメンバーだと思います。
 
 
俺に任せろ
 
と言えないのはそれだけ自信のある練習ができていないという事です。
 
練習を重ね自信を持とう。
 
久御山B連合なら14失点しても15点取れる自信がチーム全員にあると思います。
 
その自信をチーム全員で持とう。
 
思ってるならポジティブな言葉をどんどん口に出していこう。
 
 
そんな集団にチームになろう。
 
 
大会が一段落しここまでなかなか触ってこなかった
 
バッティングフォームの改造から再スタートしています。
 
 
すぐに結果は出ないかもしれませんが地道に一つ一つ数を重ねていきましょう。
 
 
あの打線になれるポテンシャルは今のチームにあります。
 
 
バットに当てれる率を上げていきます。
 
 
 
大敗でしたがその中で成長を感じた良い所もありました。
 
初回のピンチの場面で自分達でタイムを取り集まれた所。
 
主体的にできるようになってきたな、成長しているなと嬉しくなりました。
 
 
もっともっとできるはずです。
 
 
『良いチーム』を目指してこれからも頑張りましょう。
 
 
次の大会【ひかる】に1番を渡しますが
 
【はると】の力がなくては勝ち進む事はできないでしょう。
 
 
コントロールを鍛えてエースを取り戻して欲しいと思います。
 
【ゆうま】【そうた】【こうじ】も同様です。
 
ひかると良い競争をして欲しいと思います。
 
最後になりますが
 
 
5年、4年生の協力なければ戦えませんでした。
 
試合に出場はなかなか出来なかった選手もいたと思いますが
 
今回、経験した雰囲気や相手のレベルをチームに持ち帰って下さい。
 
ありがとう。
 
 
またA2の6年生も応援に来てくれ仲間達に声を掛けてくれていましたね。
 
今後は再びAチームとしての戦いが始まります。
 
心を一つに良い競争をして戦いましょう。
 
 
保護者の皆様も温かい応援サポートいつもありがとうございます。
 
残りが少なくなってきましたが最後まで共に戦って下さい。
 
今後とも宜しくお願いします。
 
Aチーム 監督 稲内基
 
 

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