2024年3月10日(日)京都市長旗争奪大会2回戦vs.西山少年野球クラブ みどりが丘G
1週間前に開会式を終えて初戦(アカスポは2回戦から)を迎えました。
今シーズン初戦という事もありグラウンドに集まった選手達は緊張している選手が多くいました。
すぐにアップに入るのではなくグラウンドの雰囲気や太陽の位置やボールの跳ね方などを前の試合を見ながら確認しました。
その後、ゆっくり時間を使ってアップする事ができ気持ちも身体も万全の状態で試合に挑む事ができました。
試合は初回の守備でミスもあり3失点。
流れ的には更に追加点を取られてもおかしくない状況でしたがエース【こうすけ】が踏ん張ってくれました。
攻撃陣もヒットも出て何とかすぐに追いつく事ができました。
ここから両チーム0点のイニングが続きました。途中からリリーフした【はると】も粘り強く投げてくれました。
5回表の攻撃。先頭に代打【こうき】がヒットで出塁。
流れを引き寄せてくれました。
そこから盗塁、送りバントで1死3塁で1番【しおん】
監督就任から選手達に伝えていた打順の組み方のポイントは1番良いバッターを1番に置く。
1番良いバッターとは打つだけでなく走塁やサインプレイもできて勝負強いバッターです。
現状のチームで期待できるそんなバッターにここ一番で回ってきた事で
状況的にはサインプレイ(スクイズやエンドラン)も考えましたが期待できる【しおん】に任せました。
結果、、、犠牲フライで見事に勝ち越し。
その後もみんなで守り切り4-3で勝利。
5年生の1年間公式戦で勝てなかった事もあり、選手達、保護者の皆様の心から喜んでいる姿はとても良く美しい光景でした。
何とか勝ちきれましたが、反省点も多くありました。
牽制アウト、フライの飛出し、簡単なフライや送球の捕球ミス。
野球は流れのスポーツです。
この様なミスは相手に流れを持っていかれてもおかしくなかったです。
試合中に選手達に伝えた事はこの試合同じミスは全員でなしにしよう。
と伝えました。
同じミスを続けなかった事が勝利に近づいたと思います。
これらの課題は練習から一つ一つ潰していきます。
試合に出場する事がなかった選手達もそれぞれの役割を全うしてくれました。
声も止まる事なく出せていました。
私が特に印象的だったのは、緊急事態に備えて初回からブルペンで準備してくれていた【ゆうすけ】
試合開始直前まで防寒の為に着ていた雑に脱ぎ捨てられたVジャンを丁寧に畳んでくれた【ひろとし】【こうへい】彼らのその様な行動もあり
野球の神様がアカスポに微笑んでくれたのだと思います。
全員が試合に出場する事は公式戦ではなかなか難しいです。
そんな中でも全員がボール1球に集中して試合に入り勝てた事何よりも大きな収穫です。
次に向けて喜び、しっかり反省し前に進んでいきます。
勝つという事の喜びを知った事で更に成長できる。
またみんなで笑えるように頑張ろう。
最後になりましたが、寒い中温かい応援をして頂きました保護者の皆様。
ありがとうございました。
公式戦が続きますが、引き続き保護者の皆様も含めてチーム一丸となり戦っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
Aチーム監督 稲内 基