【手応えと緻密さ】

12/1(日) 太陽が丘にて府知事旗杯 準決勝を行いました。

相手は強豪の藤阪スポーツ少年団

結果としては

1-8 ● 

数字だけを見れば、大敗したように見えると思います。

しかしアカスポの選手たちは、本当に良く頑張りました。

この理事長杯は少年野球では珍しい、2試合とも最終7回まで行う事ができました。それだけ、テンポの良い、守備力が安定したゲームができている事と判断できます。

本当にこの2試合でチーム力が上がっていると感じます。

しかし、この試合においては藤阪スポーツ少年団が1枚上手でした。相手選手たちは、一人ひとりが、野球をゲーム運びを知っており、レベルの高いプレーを見せてもらいました。

さて試合内容です。

初回から、相手投手とアカスポBのエースH投手の投げ合いで緊迫の投手戦となりました。

相手投手は、ストライクとボールの出し入れを徹底してコントロールが抜群に長けているように感じました。

対してアカスポBのH投手は、持ち前のコントロールと緩急を自在に操り相手打者から凡打の山を築き上げていきました。

この投手力が好ゲームをつくったといっても過言ではありません。

バックでは、サードのT選手、ファーストのM選手は多くの守備機会がありましたが、しっかりと足を動かし無難にアウトを取ってくれました。

この「無難にこなす守備力」が今後のチーム力の向上にはカギとなると思います。

しかし、回が進み所々アカスポの守備にも綻びがでてしました。監督として、この点に課題を感じています。特に

・投手周りのフライの際の声の掛け合い(お見合い)

・内外野のフライの声掛け

連携の面で勿体ない出塁や得点を与えてしまいました。このリカバリーを練習で出来ていなかったことに反省を念を感じています。

そこから中盤は両チームともの守備力で試合は進んでいきました。

攻撃面では、両チーム攻めるもなかなか勝ち越し点を奪うことが出来ない緊迫した状態が続きていきました。

私は何かアクションを起こそうと、1巡目とは違う攻撃を心掛けるように指示をしました。

1巡目はキャッチャーの配給、フットワーク、肩が強いということもあり盗塁のチャレンジがなかった反省が出たからです。

そこで、選手たちには盗塁、積極走塁をトライさせました。

しかし相手チームのキャッチャーには、思い通りにさせてもらえませんでした。

試合は、そのまま沈黙が続き、回は終盤へとコマを運びました。

今度は、逆に相手チームの攻撃のスタイルを変えられ、私たちは対応しきれず、スクイズなどを絡められ一挙7点を奪われてしまいました。

そのままゲームの流れを立て直すことができず、バタバタさせてしまった事。監督として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

場の雰囲気にのまれ、周りを見れなくなってしまい悪送球をしてしまう。コミュニケーション不足。課題がたくさん見つけさせてもらった試合になりました。

今までの練習で、とにかくしっかり捕球。そして、相手の胸に投げる。ボールをしっかり捉えてスイングを振るなどの基本的なことを徹底してきました。

しかし、それだけでは上では勝てない。そう感じさせてもらえる試合になりました。

それにプラスして、相手の隙をつく技。意表を突く想像力。確実性の向上。そういった個の向上も心掛けて練習に取り組みます。

さあ、2020年からはアカスポ小学部の最上級生A(U12)チームとなります。春になって大きく成長した姿を楽しみにしててください!!

最後になりましたが、この大会参加にご理解を頂きました保護者の皆様方、あたたかいご声援本当にありがとうございました。

チームとして、本当にレベルアップしてきたと実感しています。次は新A(U12)としての活動となります。チームスタッフ一丸とって成長を促して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

アカスポB 監督 高須将裕

 

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