まず、更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
3月16日は、 旭ジュニアーズと練習試合をさせていただきました。
結果は、
第1試合 7ー9(負け)
第2試合 0ー5(負け)
となりました。
天下一品杯からの連敗が止まりません。敗戦の原因はなにか?
走塁・打撃・守備の技術的なこと云々をここに書いてしまうと、 選手の逃げ場所というか心休める場所がなくなってしまうでしょう からここには書きません。指導できていない我々の力不足です。
では、それ以外の原因はなにか?
今回は、監督である私の考え(意識改革) について記していきます。
今年のアスリートA(U12)は「ボトムアップ理論」 に基づいたチーム運営をしていくと決めました。しかし、 日が経っていくにつれて違うようになってきたのではないかと思い ます。
あくまでプレーするのは選手です。
しかし、上手く選手へ意思決定権を与えていませんでした。
すると、 選ばれるメンバーと選ばれないメンバーのチームに対する当事者意 識は、乖離していってしまいます。 すると試合の結果に対する温度差が生じてしまいます。まさに今、 その状況に陥っていました。
監督である私が出来るのは、考えをまとめ、 選手へ発信し選手に考えさせ行動を見守ること。
私自身、公式戦と練習試合では選手起用に差があります。
公式戦は常にチームの力が100パーセントの状態でフィールドプ レイヤーを選びます。
しかし、 練習試合では常に80パーセントの状態を作り勝負に挑んできまし た。それは、公式戦で不慮の事態( 実際に大会にて主力選手が学校行事等で欠席の可能性が大いにある ため)を想定し、ベストより少し低い選手起用をしていました。 大会になり、経験の無い選手をグラウンドに送り出すよりかは、 その方が有効だと考えていましたので。これは、 育成の視点からです。
しかし、先に書いた通り試合をするのは選手たち。
選手たちが「勝利」を欲するなら、 練習試合でもそれが出来るようにしなくてはなりません。 私がメンバーを決めてしまえば「育成」という観点で、 選手を起用してしまうでしょう。
ですから、 今後は選手起用についても選手に決めさせようと考えます。
これは、「ボトムアップ」の一環です。
勝利を目指すのは、選手たち。
勝利を目指す選手たちを支え育てていくのは、指導陣。
ボトムアップで運営すると腹を括ったのに、 見失ってはいけないモノを見失っていた気がします。
認める・任せる・考えさせる野球「チーム」を目指して。
アカスポ・アスリートA(U12) 具志堅倫護