2月23日 春の天下一品杯1回戦 VS池田ファイターズ
4ー5 (サヨナラ負け)
でした。
それなりの自信を持って挑んだ今大会。まさかまさかの初戦敗退となった。
悔しい敗戦となったが、時間は過ぎていくし止まらない。嫌でも、次の大会がやってくる。そんな中、我々が出来ることはこの敗戦を悔やみ続けることだけではない。やってくる次に向け、自分達を高めていくこと。その一点に限る。
この試合、選手たちはよく頑張った。相手のパワーで押してくるタイプの投手から、ヒットも出た。
背番号「16」の初回のヒット、背番号「10」・「5」・「14」・「1」・「7」のヒット。各選手の頑張りが形になって良かったと感じる。長打も出た。これまでの取り組みも良かった。しかし、逆の視点を持つとヒットが出た選手と出なかった選手の違いは何か?
スイングの質
これを改善していくには、取り組みを変えようと思う。
各バッターに「インサイドアウト」が出来るようになる取り組みが大切。次回の練習が楽しみです。
次に気になる展開がありました。
それは、初回に先制点をあげてからの2~4回の攻撃です。
全てランナー2塁という場面でイニングが終了します。
サインプレーを自分達で考え実践する我々にとって「チャレンジ」は切っても切れない大切な言葉です。ランナー2塁から、盗塁もエンドランも仕掛けることが出来ませんでした。
1イニングならまだしも、そういうイニングが続くと相手チームにはプレッシャーは全くないのです。普段からできていないとできません。最終的には、イニング間にサインを出す選手に直接話をしました。野球において守りに入ってはいけません。
指導者が戦術について選手たちに指導出来ていませんでした。
一度や二度、三度の話だけではジュニア世代の選手たちは理解できません。実践と体験で自分のものにしていくのです。そのための機会を準備するのが指導者の仕事です。これも、すぐに変えれるので変えていこうと思います。
選手たちは頑張っています。
機会を準備し経験し、野球脳を鍛える。
これがこの敗戦から学んだことです。
学年制のチーム・ボトムアップなどこれまでの、アカスポ・アスリートが歩んだ道ではない道を歩んでいます。道無き道を歩んでいくには覚悟が必要です。この敗戦の経験は兜の緒を締めるために良い経験にします。
同じ覚悟を持ち、選手・指導者・保護者が一体となって歩んでいきます。
アカスポ・アスリートA監督
具志堅倫護