【アスリートC(U10)】
育成プロモーションカップ
2/24(日) わかさスタジアム京都
一戦目 vs.TKドラゴンズ
11-1 勝ち
二戦目 vs.羽束師ラビット
1-5 負け
結果1勝1敗の準優勝でした。
新Cチームが発足し初の公式戦であったこの日、 大会前に中学部による引退試合を球場のスタンドでほぼ全員で見学 していました。
しかし、なんだか選手達の様子がおかしい。 ガチガチに緊張していて、 いつもの元気が少ないように感じました。
それもそのはず、 新チームになってから練習試合は1試合しか経験出来ておらず、 大会場所は、わかさスタジアムというとても素晴らしい球場です。 緊張するのも無理はありません。
そんな選手達ですが、 一気に顔が試合モードにキリッと変わった瞬間がありました。
それは、 開会式の選手宣誓を我らのキャプテンが完璧にやり遂げた時でした 。この時に、全員の気持ちが1つになった気がしました。
試合前のミーティングで、「練習通りやれば君達なら十分戦える」 そう私は選手達に話しました。
ですが、練習通りやることは本当に難しいです。緊張や、 その日の環境など色々変化があるからです。 それを乗り越えられるよう、自信を持つ為に練習をしていますが… 。
そんな事を吹き消すかのように、 試合が始まると選手達は期待通り練習で確認したことを実践してく れました。
例えば、
「キャッチャーの選手」は、 ホームとバックネットの距離がとても遠く、 後ろにそらしてしまうと、簡単に塁を進められてしまう。その為、 体でボール止める練習をしてきましたが、 その成果が発揮され殆ど後ろにそらすことがありませんでした。
「セカンドの選手」は、いつもノック時にミスをすると「 もういっちょ!」と納得するまでやる熱心な選手です。 試合中の守備機会ではノーミスで全てアウトを取れました。
「敢闘賞の選手」は、強い打球のヒット、 無駄な進塁を許さない守備、相手の隙をついた走塁、 練習したことを出来ました。
チーム全体的にヒットで出塁出来た選手が多く、 出塁後も練習通りの走塁をしてくれました。
しかし、1試合負けていますので、反省点も多くあります。
実践の試合では、 普段の練習では得られない事をたくさん感じられます。ですので、 次の練習がとても大切になってきます。来週の練習では、 まず全体でミーティングをして、何故1試合目は勝てたのに、 2試合目は負けたのかを自分達で考え、チーム、 個人それぞれ何を得られたのかを考え、練習していきます。
今大会は、試合で勝つという事、僅差で負けるという事、 どちらも経験できたとても良い大会でした。
私自身も、やはりこの子達には可能性がたくさんある! もっともっと成長出来る!と感じました。
選手達が成長出来るようにサポートするのは私達指導者の仕事です 。
まだまだ始まったばかり、
『全員野球で最後の一球まで全力を尽くす』
皆で決めたとても良いこの言葉をむねに、これからも頑張ろう!
TKドラゴンズさん、羽束師ラビットさん
有難うございました。
アカスポアスリートCチーム監督
後藤 雅宗