平成30年12月8日(土)、TKドラゴンズさんの主催である第12回きぬかけ杯に、京都ルーキーズさんと共に参加しました。
今回の冬のリーグ戦は、ディフェンディングチャンピオンという立場でしたが、今夏のきぬかけ杯では苦杯をなめているため、チャレンジャーの気持ちで臨むことを確認しました。
また、このリーグ戦は、アスリートに所属している6年生が全員参加したり、このゲームを機にチームを離れる6年生がいたり、などなど、アカスポにとって、大変意味のある舞台でした。 よって、6年生を全員出場させた上で、なおかつ勝利することが命題でした。
しかしながら、結果は、スコアで言えば、2試合とも3対4の惜敗でした。 やはり、これまで練習してきたランダウンプレイがうまくきまらない、攻撃において、絶対にしてはいけない牽制死をくらう(走塁でのミスは流れがかわると言われています)、ということが勝負所で出てしまいました。
この経験は、各々がこれからの野球人生で活かしてほしいと考えます。(もちろん、次の練習では修正します) とは言え、個人の成長が見られたこと、チームの一体感を感じられたことは少なくありませんでした。
普段、先発出場できない選手が先発出場し、守備でしっかりとアウトを取る。 普段、打席に立てない選手が、バッターボックスでしっかりとベストスイングする。 失点後の攻守交替の時、声をかけあってベンチに戻って来たり、ベンチの選手が声をかけて迎える。 ボールボーイ、セカンドキャッチャー、バット引きなどのベンチワークがおろそかにならない。
プレー以外の当たり前のことが、当たり前にできるようになっていました。 この日のメンバーでやるゲームは、最初で最後であり、しかも敗戦でしたが、今回の「全員出場野球」は、みんなの記憶に残るものとなったことでしょう。
残ったTチームのメンバーは、最高の準備をして、次のデポ杯に臨みましょう。
アカスポアスリート ヘッドコーチ 樫原秀文