9月15日のアスリートBチームの活動は、天下一品杯初戦に向けてTチームと育成試合を行いました。大会の初戦を前に、軽いメニューで調整をする野球チームは多くあると思います。
ですが、 週に1度の活動のアカスポが同じことをしていていいのかなと思うところがありまして、試合をしました。
戦術確認の意味合いもありますが、監督の私が注目しているのは「本当に戦う準備」が出来ているかです。
小学生である選手たちに求めるものとしては高いレベルかも知れません。しかし、試合をする以上は結果も欲しいのです。
では、具体的に「戦う準備」とは何か。
・試合に出て、これまでの練習の成果を出してやる!
という気持ちだと考えます。当然、成功をありますが失敗もあります。大会前の実践は失敗でも良いのです。その失敗を元に練習が出来るからです。
そう考えると、今回のTチームのと試合は大敗になりましたが良い実践でした。
投手陣は、しっかり打たれています。打たれるということは四死球より良いのです。
野手陣は、雨でぬかるんだグラウンドでの打球の対応が想定できたのではないでしょうか。
また、全体に言えることですが「積極走塁」と「暴走」は紙一重であり、暴走にならぬように一瞬で正確な判断が必要だということです。
ここまで書いていることは試合に出てから必要なこと。大会前の実践で私が見ているのは「本当に戦う準備が出来ているか」です。特にベンチにいる選手を見ています。どんな表情で、試合に入っているのかが大切です。
ベンチに居ても、気持ちが試合に入っているように見えなければ起用しにくいのです。選手たちが、集中して試合に入っていける環境は指導者が整えようと思います。最後は選手次第です。
ベンチにいる選手が試合に出て活躍できるのが、強いチーム。
アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護