【アカスポを活用してのキャリアデザイン】

図1
今回は、8月30日・31日と開催されました日本スポーツ産業会などが主催する「スポーツビジネスジャパン2018」へ参加させていただいた事を報告させていただきます。

そもそも、この催しは「最先端スタジアム・アリーナ改革の今を体感する」「地方創生スポーツ施設を核にした街づくり」「融合&革新」をテーマに行われました。その中でも、私はアスリートキャリアコンベンションという同時開催イベントの「四国アイランドリーグplusキャリアデザインプロジェクトについて」という講演に興味があり参加しました。

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四国アイランドリーグplusは、四国4県に所在するプロ野球独立リーグである。今年度より、四国アイランドリーグ出身の元ロッテ育成選手・生山裕人氏が中心となり所属選手のセカンドキャリアを考える「四国アイランドリーグplusキャリアデザインプロジェクト」をスタートさせた。
現役の選手を対象とした、キャリアデザインプロジェクトは画期的である。このプロジェクトをモデルに、アカスポで指導するコーチ陣のリクルートを考えたかった。

事情があり、昨年度と今年度の夏休み期間に自身が京都南ベースボールスクールで指導させていただく機会が多くあった。

普段、指導する御所ベースボールスクールとは違い、京都南はコーチの人数が少なく感じる。そこで、コーチの確保の為に勉強の機会を頂いた。

「四国アイランドリーグplusキャリアデザインプロジェクト」の話の中であった、キーワードを
2つ紹介し、そのキーワードからアカスポでのコーチング機会を活用したキャリアデザインを考
察していきたい。

図2

《結果に捉われず個性を大切にする》

→プロ野球の世界では結果が全てであるが、アカスポではそうではない。生徒・選手の個性を大切にすることで成長を促す。コーチ陣の中には、教員経験者や高校野球の監督経験者が居る。
多くの生徒・選手の成長を間近に感じること、自らのコーチングで生徒・選手が成長へ向け良い方向を向いたときの感動は何ににも変えがたい「やりがい」や「経験」となり、それが自身の成長にも繋がる。
また、アカスポの指導陣は現役の社会人や大学生など幅が広く、大学のサークル・クラブとは違った経験が得られる。そうした経験は人生の財産になると考える。

《学歴(球歴)コンプレックスをなくす》

→アカスポのHPには、コーチ陣の簡単な球歴などが掲載されている。「高校時代●●県大会ベスト●」とか「甲子園出場」「社会人野球経験」「大学日本代表」など輝かしい実績が書いている。
それを見て、自分は違うからと諦めていてはいつまでたっても道は拓けない。大切なのは、アカスポの生徒・選手たちと一緒に「成長しよう」・「挑戦しよう」という心。あくまで、実績は実績。大切なのは、今の気持ち。

以上の2点は、四国アイランドリーグplusキャリアデザインプロジェクトの話を聞いて、アカスポでも当てはまるなと思う。私自身、アカスポで生徒・選手と関わる事が成長のチャンスと感じるし誇りに思っている。

だから、少しでもアカスポでのコーチングに興味のある方は、ちょっぴり勇気を持ってアカスポで一緒に挑戦してほしい。

その、ちょっぴりの大人の勇気が子供達の大きな成長に繋がると信じている。

四国アイランドリーグplusのキャッチフレーズは「チャンスは四国にある!!」なら、アカスポは子供たちも大人も「成長のチャンスは、アカスポにある!!」だと思う。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護

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