【アスリートチームの向上】

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アスリート合宿が二日間にわたり行われました。全体を通して、懸命にボールに食らいつく姿勢が保たれ続けた二日間であったと思います。

そんな中、アスリートCチームは、二日目に一日練習を行いました。目的は、一人ひとりの基礎レベル向上+チーム力の向上です。

まずは、室内でミーティングを一時間強行いました。 ミーティングでは、選手たちと対話したり、選手同士で対話したりする時間を設けながら、前回のブログにも書かせていただいた「本当の勝ち」について考えてもらいました。

前回の試合の勝因を振り返りながら、「勝たせてもらう」勝ち方だけではないということを教え、逆にこれまでの自分たちの野球ができずに負けた試合も思い出しながら、試合結果よりも試合内容にこだわりを持ってほしいからです。そこから、どうやって守るか、どうやって点を取るかというところを考えていきました。

キーワードとして出てきたのは、「無駄な進塁」です。守備で、「無駄な進塁」を許せばそれは失点につながりやすくなります。反対に、攻撃の時に、相手が「無駄な進塁」と感じる走塁や攻め方をすれば、点を取ることのできる確率は上がります。このようにして、自分たちがされたら嫌な野球をする、自分たちが嫌な野球をされないようにするというところで結論付けました。ちなみに、日常生活では相手が嫌がることをしてはいけませんが、相手にとって嫌な野球を考えることで、「相手が何をされたら嫌だと感じるか」を考えることにもつながると思います。

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ミーティング終了後、グラウンドに出て練習をしました。アップとキャッチボールを終え、ボール回し→ノック→バッティングをしました。ここではノックを取り上げます。ノックは3.4人一組でポジションにつかせ、15分間1セット×2の特守形式で行いました。いつもより強い打球を打ったり、縦横に振ったりしましたが、頑張って食らいついていたと思います。普段の練習ではできない、とにかく数をこなすことができました。また、自分の番ではない選手たちも、カバーリングをしたり声掛けをしたりしてサポートする雰囲気が生まれていました。

最後に、アスリートT・Bチームの全体ノックに入れていただきました。選手たちにとってもかなりの刺激になったようで、打球の速さや選手たちの気迫に圧倒されたようでした。

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今後アスリートT・Bに昇格して、活躍していくためにはそのレベルで普段からやっていく必要があると感じました。また、最後のミーティングの際に、Bチームの背番号渡しの場面を見させていただき、その様子やCチームから昇格した選手の抱負からも、Cチームの選手にとってはモチベーションになったようでした。

アスリートCチームの一日合宿は、充実した練習内容と新たな刺激を以て終えることができました。まだまだ、体力的な面、精神的な面では及ばないところがありますが、この一日練習を無駄にすることのないよう今後の練習にも励んでまいります。

この二日間のアスリート合宿が成立するのも、保護者の皆様のご理解とご協力があってのことです。天下一品杯ももう目の前に迫ってきました。今後とも熱い声援をよろしくお願いします。

アスリートCチーム監督 岡崎 智郎

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