【固定概念への挑戦】

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7月末は、保護者の方々の理解の上で滋賀県大津にてアスリート強化合宿を行いました。

「天下一品杯に向け、戦えるチーム・選手になる」を目標に、練習にあたりました。

会場は、皇子が丘公園グランド。周りが緑で囲まれ、少年野球のグランドが2面も確保出来る素晴らしい環境でした。

1日目は、ポジション別ノック・打撃練習など普段の練習ではこなせない「量」の練習を行いました。監督として各練習を巡回させて頂きましたが、各練習を担当してくれたコーチ方のアツい指導に、選手たちの頑張りが目を引きました。

その後、チーム別の活動。Bチームはゲームノックを行いました。緊張感溢れる練習を行えました。

図1図2

練習を終え、宿舎へ移動しミーティング。

Bチームでは、「わりばしタワー」を行いました。
天下一品杯に向けチームを再編した結果、チームを離れた選手・Cチームより昇格してきた選手などが居ました。そこで、「仲良し軍団」を「戦う仲良し軍団」に変えなければなりません。それは選手同士のコミュニケーションのハードルを下げることだと考えました。

どうしても、野球というチームスポーツではレギュラー選手の意見が通りやすくなったり、控え選手のモチベーションが下がってしまいます。それは、チームにとって良い傾向ではありません。

そこで考えたのが「わりばしタワー」です。
同じ数のわりばし、同じ長さのテープと紐、同じ時間という条件の元で他のチームより高いわりばしタワーを作る。

敵を観察すること、状況を整理しチームメイトと話す事が大切です。
各チーム、よく取り組んでいました。

図4

2日目は、ポジション別ノック・チーム別練習を午前中に行いました。また、1日目に続きチーム別練習ではゲームノックを行いました。

手伝いに来てくれていた卒団生の中学1年生が、選手たちにアドバイスをくれました。卒団生がこうして手伝いに来てくれることは、本当に嬉しい事です。

午後からは、TチームとのMIXゲームと合同シートノック。
MIXゲームでは、各選手が課題を持って取り組んでいました。結果として出た選手、そうでない選手は居ますがチーム全体として戦う集団になってきている印象です。

図7図9

練習後には、天下一品杯の背番号を配布しました。

この合宿を通して、少しずつ「戦う仲良し軍団」になってきた印象です。
天下一品杯では、「日本野球の固定概念へ挑戦」をテーマに戦いたいと思います。

日本の少年野球では、小学校単位のチーム・スポーツ少年団のチーム・父親監督、コーチのチームが一般的です。

しかし、アカスポは違います。総合型スポーツクラブとして、野球スクールを母体とし選抜されたメンバーで戦います。

選手たちは違う小学校から集まり、週に一度の活動。
これまでの「日本野球の固定概念」ではないでしょう。だからこそ、天下一品杯で勝ち上がりたいのです。
私も選手たちと共に、強くなっていきます。

今回の合宿は、その「きっかけ」となった良い機会でした。
最後になりますが、夏休みの大切な期間に合宿を行うことに理解してくださった保護者の皆様ありがとうございます。

熱い夏を勝ち抜き、11月に岡崎球場で笑えるように準備し挑みます。今後とも、応援よろしくお願い致します。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護

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