【グランドに立つべき選手】

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2018年5月26日(土) VS安井エンジェルス

アカスポアスリートTチームは朱雀グランドにて安井エンジェルスさんと練習試合を行いました。

今回は先日の育成大会を見さして頂き今のTチームに足りない部分を補える選手をBチームから一時的に昇格させ、上の試合でどれくらい力を出せるか確認しました。

ここ数試合を見てチームの課題の1つはエース6年生が投手にいくとショートの守備力が落ちることです。

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その中で1試合目はエースを先発させBチームから昇格させた四年生の弟を9番ショートに抜てきしました。

彼はBチームでも4年生ながら中心選手としてプレーしているので問題ないと思いましたが、さすがにアップの段階では緊張した表情でした。

試合が始まり初打席、どうなるか見ていましたが初球をしっかり振りにいきセンターフライ。結果はセンターフライでしたが緊張している状況でファーストストライクを振りにいった姿。彼のもっているポテンシャル。メンタルの強さを改めて実感しました。

守備も相手のクリーンナップが打った強い打球を難無くさばき安定していました。これからが楽しみです。

試合は1-0で進む中、エースが無失点に抑え、最終回の攻撃にダメ押しとなる3点を追加しました。

相手のミスもありましたがここで3点とれた事、チームとして少し成長してきたと感じました。

4-0となった事でエースの完封も考えましたが、この場面ではBチームから上がってきた5年生投手を登板させました。

この投手は凄い球を投げるわけではないですが、コントロールでバッターを抑えてきた選手です。

彼も緊張していましたが、ヒットを打たれ、盗塁からチャンスを作られ失点しましたがなんとか1失点で抑えてくれました。

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良い形で勝利することができましたが、課題は中盤に追加点を取りきれないところです。ただエース中心にしっかり守りチームの目標でもある投手が3点以内に抑えて野手が4点取る野球をできた事は収穫です。

2試合目は新チームになってから勝ちなしと課題です。

メンバーは控えメンバー中心に挑みますが試合序盤に大量失点してそのままダラダラと負けるパターンが多いです。また1試合目と同じく、Bチームから2人をゲームで使いました。

今回は初回に2点を先制しましたが、その裏の守備で味方のミスなどから先発の5年生投手が崩れ、大量失点…

いつもの流れかと思いましたが、ここから攻撃陣が奮起し追いつき逆転に成功し勝つ事ができました。

以前にもブログで書きましたが、控えメンバーのアピールがまだまだ足りないのが現状です。なぜ練習試合を2試合組んでもらっているか?2試合目は控えメンバーで挑んでいるか?選手達には考えて欲しいと思います。

全員を出す為だけに2試合あるわけではないです。この試合崩れた先発投手ですが試合後、お父さんもおっしゃっていましたが、

「人を応援できない選手は応援してもらえない」

という言葉がありました。これは彼だけでなくチーム全員に対して言えることだなと思いました。

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チームの誰もが認める9人がグランドに立つべきだと思います。選手達にはそういう選手になれるように一生懸命にプレーして欲しいと思います。

また、今回2試合を通してBチームの選手がプレーしてくれました。彼らのような積極的にアピールする姿を見てTの選手は何かを感じて欲しいと思います。また感じないといけません。

いつも選手達には話していますがヒットを打ったり、盗塁をしたり、三振を奪ったりすることだけがアピールではないです。

そのようなアピールももちろん大切ですが、当たり前の事を当たり前にする。

野球に対しての向き合い方。

人を応援する。

自分の役割を理解し全うする。

など。

たくさんありますがそのような部分を監督はしっかり見て評価したいと思います。

今回の試合はチームにとって良いきっかけになると思います。

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今後、Bチームからの昇格メンバーを検討していきたいと思います。

Tチームの人数は現在17名。枠は3つ空いています。

もちろん現在、Tチームのメンバーも確定ではありません。Bチームの選手達も今回の練習試合で昇格させたメンバー以外にもチャンスはあります。

ここから競争もラストスパートです。良い争いをしてくれると期待したいです。

今回練習試合をして頂いた安井エンジェルスさん。ありがとうございました。

是非、今後ともよろしくお願い致します。

最後になりましたがいつも応援して頂いている保護者の皆様、ありがとうございます。来週もよろしくお願いします。

アカスポアスリート Tチーム監督 稲内 基

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