2018年2月17日(土) 練習試合
VS TKドラゴンズ
第1試合 20-1(勝ち)
第2試合 6-10(負け)
という結果だった。このブログでも、度々書かせて頂いているが選手たちには「勝ちの中からの学び」を大切にして欲しいので、第2試合の結果を見ると残念であると同時に、悔しい。本当に悔しい…。
では、試合の振り返りを。
第1試合はレギュラー陣で挑み「コールドゲームの成立」を目標にした試合。第2試合は6年生中心に控えの選手・サブポジションの動きの確認メンバーで挑みました。
2試合を通して感じたのは、第1試合に登板した2投手の安定感です。テンポ良く投げ込むこととフィールディングが良いのです。あと、欲張るなら一・二塁間に飛んだ打球のカバーリングが少し気になるので、選手たちと相談し修正していきます。
この2投手に加えて、外野手を兼任している5年生投手にも期待です。今回の試合では登板機会はありませんでしたが、野球に対するひたむきな姿勢は他の選手の見本になっています。実際、7番ライトで出場しヒットを放っています。また、各選手バットを振れている印象です。2番セカンドの4年生や6番サードのキャプテン、第1試合の代打で登場した5年生2選手を中心にしっかりと振れています。
アカスポは週1回の活動ですので、平日の過ごし方が結果に繋がります。ですから、選手には小学生ではありますが「自主自立(自律)」の精神で鍛練を重ね、週1回の活動に備えてほしいです。
ここからは、少し気になる点を書いていきたいと思います。
第2試合の結果は、選手たちの力不足ではなく私の指導力不足だと考えています。特に6年生の起用についてです。現在、Bチームには4人の6年生が所属しています。彼らは大会の規定上、登録メンバーには入れることが出来ず大会へ出場は出来ません。
小学生という育成年代での機会喪失は悲しいですが、人間的成長には良い起爆剤になると考えています。しかし、こう敗戦という結果を見るだけでは実力不足を疑われますが、そうではないと思います。私が彼らに対して良い状態(身体的にも精神的にも)で試合に挑めるよう準備してあげられていないのです。
特に、精神面。「大会出場できない」という現実があるのに、精神面でのリカバリーを疎かにしていたのです。チームとして全員が同じ方向を向けるよう考え行動していきたいです。と、書くよりそのようにします。選手にとって指導者であり、大人である私が「出来ない理由」を考えるのではなく、「出来る方法」を考え実践していくしかないのです。信念は大切に、選手の成長のために固定観念にとらわれず、自ら変化
し、変化を起こしていきます。選手とともに私も成長していきます。
最後になりますが、いつも温かい声援をくださる保護者の皆様・2試合もしてくださったTKドラゴンズの皆様ありがとうございました。
まだまだ精進してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。
アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護