~アカスポ・アスリート「魂」~

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2018年2月12日 アカスポアスリート1日練習会。
練習会を開催し、午前中は京都ルーキーズさんとの練習試合・午後は練習となりました。
練習試合の結果を

14-8(勝ち)

でした。

まず最初に、天下一品杯の決勝の舞台である岡崎球場での試合となり、選手たちには「決勝のつもりで戦おう」と話しました。結果として勝たせていただきましたが、まだまだです。まだ相手を圧倒できていません。相手の空気に飲まれる瞬間があるのです。
常に敵は相手チームではありません。本当の敵は自分たちの中にある、少しの慢心が肥大した弱さです。もっと、常に緊張感があり相手を圧倒できる集団を目指します。

ですが、何度もこの場で書かせて頂いていますが選手たちには「勝利すること」から多くを学んで欲しいと考えていますので、結果が伴い嬉しく思います。

選手たちのたてた「カバーリングの徹底」という目標は100%出来ていたと思います。特に二遊間のカバーリングは素晴らしかったです。捕手の返球に対して一球一球丁寧にカバーに入っていました。セカンドの選手は投手を励ます声掛けをしていました。こうした存在がチームを支えています。他に、登板した2投手は最悪のグランドコンディションの中、ストライク先行のピッチングをしてくれました。安心してマウンドを任せられます。また、代打で登場したバッターがしっかりとファーストストライクを振れたことが良い点でした。

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逆に気になる点は、ショートの選手です。新4年生に関わらず1番ショートという大役を任せています。一つのミスが出ると表情が曇ってしまいます。チームの顔になるであろうプレーヤーがそんなことではいけません。

野球というスポーツは、ミスと上手に付き合う球技です。大打者の証「3割バッター」は7割の失敗をしているのです。彼が上手にミスと付き合えるよう指導していきたいと考えています。そこで、ショートの選手にはキャプテンの態度を見て学んでほしいのです。キャプテンは三振したりエラーをすると、鬼のような形相になります。しかし、次のプレーが始まるまでには悔しさを胸にぐっとしまいチームを鼓舞する姿勢を取ります。その姿勢を見てほしいのです。ショートの選手に一人で野球をさせるつもりはありません。彼が悔しいと思っているのと同様に、ミスをさせてしまった私も悔しいと思っています。ここからまた、共に強くなっていこうと思います。

図13

試合の振り返りはここまでにして、練習のことを少々。
Bチームには数人の6年生が所属しています。彼らは天下一品杯では出場規定により背番号が与えられず、出場機会がありません。
その中でも、練習会に参加してくれ試合ではボールボーイを務めてくれています。また、練習で行ったゲームノックではサインを考え、率先してランナーをしてくれます。その姿を見ると胸が熱くなります。
その姿は、新中1年になる、あるメガネの選手の野球に対する真摯な姿勢が良い手本になっているのではないかと思います。そのメガネの選手は、自分が試合に出ていない時でも誰よりも早くファールボールを取りに行き、誰よりも早くバット引きに走ります。その姿が、アカスポ・アスリートの「魂」なのかなと思います。彼らのためにも勝たなければならない。そう思うのです。

まだまだ未熟なチームであり、未熟な私ではありますが精進していきます。

最後になりますが、寒い中1日熱い声援を下さる保護者の皆様いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

アカスポ・アスリートB監督 ・具志堅 倫護

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