2017年12月24日(日)クリスマスイヴ。伏見桃山球場において、京都No. 1決戦を実施しました。
御所スクールおよび南スクールのみなさん、野球を楽しめましたか?
南スクールのみんな、初の単独チームでのゲームは、どうでしたか?(他のスクールの友達も数名参加してくれましたが)
参加したみなさんは、この日のゲームから何を感じ、何を学びましたか?
ぜひ、個人とチームそれぞれの、良かった点、悪かった点、今後の対策を振り返ってみてください。
これらができれば、個人として野球が上達するだけでなく、チームとしてゲームに勝つことへつながると考えています。
さて、南スクールの成績は、低学年および高学年ともに、残念ながら敗戦となりました。
しかしながら、空振りしても空振りしても、フルスイングし続けるバッター、フォアボールを出しても出しても、投げ続けるピッチャー、ゲームセットの瞬間までベンチから応援し続けるみんなから、野球が好き!という想いが伝わりました。
コーチがみんなに考えて欲しいゲームのハイライトは、低学年では、内野と外野の間に飛んだフライの打球を、野手が捕球できなかったこと、高学年では、先発投手がゲームメイクできなかったことに関してです。
まず、 前者についてですが、これまでの練習において、そのようなフライを捕るドリルをやっていなかったので、アウトにできなくて仕方ないです。
ゲーム後のミーティングにおいて、一緒にプレーした洛南スクールの友達が残してくれたメッセージを忘れずに、次回そのプレーの練習に取り組みましょう。
彼のメッセージ、覚えていますか?
次に、後者についてですが、俗に言う「野球あるある」の典型的なひとつでした。
フォアボール、フォアボール、フォアボールでランナーがたまり、野手の緊張が切れ、そこにエラーが絡んでからの、どかーんと長打。
もしかしたら、これは野球の永遠のテーマかもしれません。
では一体、誰がどうすれば良かったのでしょうか?
監督がピッチャーを交代させるというひとつの選択肢はありますが、南スクールの場合は、不正解です。
なぜなら、ポジションは、キャプテンを中心にメンバー全員で決めるというルールがあるからです。
間違っても「キャプテンが決める」ではありません。
これなら、監督が決める、と同じです。
上記の問いのヒントは、「グラウンドの上でプレーをしているのは、誰ですか?」です。
メンバー全員が当事者意識を持ち、考える野球を実践できるようになれば、強いチームが誕生します。
今回の糧をこれからの練習やゲームに活かしてくれることを期待しています。
保護者の皆さん、冬空のもと、温かい応援やお手伝いをいただき、誠にありがとうございました。
新年もアカスポの野球スクールをよろしくお願い申し上げます。
京都南スクール コーチ 樫原秀文