【今 を一生懸命に 】

蝗ウ1

5月12日は、普段の朱雀グランドではなく一乗寺グランドにて練習を行った。
Tチームは遠征に出ていたので、Bチームがメインでグランドを使わせてもらった。
本当に有意義な練習となった。

特に、Cチームと合同で行った最後のランメニュー「7分間走」は、選手たちそれぞれが目的を持ち走っていた印象でした。

週に1度しかない練習日の最後に、ランメニューをするのか。
野球の練習で、走るという練習は実に単調であり、小学生である選手たちにとってはしんどいことでしょう。しかし、野球というスポーツは楽しい場面より苦しい・しんどい場面のほうが多いのです。
そこで、少年野球の1試合7イニングを7分間に見立て、走りきるのです。

45秒のジョグ→15秒の全力ダッシュ

これの繰り返し、かなりきついと思います。「さぼろう」とか「楽をしよう」と思えば出来るでしょうが、そんなことをしていれば意味がありません。

「しんどくても」、「自分のベストな状態でなくても」公式戦は待ってくれません。

今を一生懸命に出来るからこそ勝てるのです。7分間という限られた時間の中ですが、自分との勝負に挑み勝って欲しいと考えています。その前の円陣で一緒に戦うメンバーを鼓舞し合う事も大切。

その小さな勝利の積み重ねが大きな成長に繋がると信じています。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護

図2