~次のレベルへと上達させること~

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2018年2月12日(月・祝)アスリートクラス1日練習会。

今日は「勝てるチーム」とは何かを考えさせられる一日でした。午前中の練習試合と午後の練習でアスリートクラスを久しぶりに間近でじっくりと見させていただき、明らかに子どもたち一人ひとりの技量は上がっていることに気がつきました。

スイングスピード、走力、投手のコントロール、捕手の声掛けやブロッキングに加えて、意味のある声もかけや選手間同士の対話も以前よりできるようになってきているように感じました。

ですが、何かができるようになるようになったところで、スポーツにおいて課題や練習事項がなくなることは決してありません。

私が今回伝えたい一番の課題、それは「自己判断で勝手にプレーを止めない」ということです。

練習試合や練習中のゲームノックを見ていて思ったのですが、まだ相手に付け入る隙があるのに、勝手にプレーをやめてしまう場面が幾度となく見受けられました。

例えば、ワンアウト2塁、内野ゴロで二塁ランナーが三塁へ進塁した場面。一塁手がボールをキャッチしてわずかな隙を見せていたのにも関わらず、オーバーランしたランナーはすぐに三塁ベースに戻ってしまいました。これで、相手の守備にプレッシャーはかかりますか?という話です。この場面、一塁手はアウトを取って、気持ちの中でほんの小さな安心が生まれました。

それに合わせてランナーもふっと一息…ついてはいけません。ひとつでも次の塁を、ひとつでもアウトを取るためにもっと貪欲でプレッシャーをかけ続けていかなくてはいけません。それを試合開始前からゲームセットまで続けられるチームが「勝てるチーム」のひとつの条件だと思います。

選手たちにこの重要性を内在化させ、次のレベルへと上達させることができるように今後とも指導を行ってまいります。

保護者の皆様、寒い中ではございましたが、熱い声援をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

アカスポ ジュニア・リトル主任コーチ 岡崎 智郎

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