2018年1月20日(土)は、私(岡崎智郎コーチ※以下私のみ)は二度目の南スクールでのコーチングとなりました。その様子や感想をお伝え致します。
率直な感想を述べさせていただきますと、南スクールでは、子どもたちに「考えさせること」を重視していたように目に映りました。
アップやキャッチボール、練習内容などの一連のメニューやスタイルは、クラスを担当するメインコーチによってその「色」は異なります。南スクールでは、樫原メインコーチ主導の下、ほのぼのとした雰囲気の中で深い学びが多くありました。
私は、練習メニューのひとつとしてキャッチャーの基礎練習を担当させていただきました。私も小3から高3までの約10年の野球人生の中で、その半分以上はキャッチャーとして過ごしてきました。
今回は、数えきれないほどたくさんある捕手の仕事の中から、キャッチング(構え方と捕り方)とブロッキング(ワンバウンドの捕球)に絞って行いました。
投手にとっては、自分を鼓舞してくれる捕手は投げやすいと感じるものです。そこで、私が特に大切にしているピッチャーへの声かけも、選手たちには意識してもらいました。
最後のゲームでは、私が捕手を務めました。その中で、ピッチャーへの声かけと野手への声かけ(野手のポジショニング)に気を配り、模範となるよう心がけました。
そして試合後には、選手達に「捕手だけは、フィールド全体を見渡すことができる」ということを感じてもらいました。その唯一のポジションの魅力を選手達には感じてもらえたらなと思います。
上述したのように、捕手というのはやはり、どのポジションと比べてもその仕事量は一番多いです。ですが、やりがいやピンチを抑えたときの快感も一番だと思っています。
そして、いつの日かアカスポでも「名捕手」と呼ばれる捕手を育て上げ、チームを牽引できる選手を育成していきたいと考えております。
南スクールでは、普段の御所スクールでは気づくことのできなかった野球観やコーチング観に気づくことができました。それを御所やその他のスクールでも還元していきます。
アカスポコーチ 岡崎智郎