やさしい音色とやさしい笑顔

 

利用者様のお宅を訪問すると、その日その時にしか出会えない、温かい瞬間に立ち会えることがあります。

 

訪問先での出来事です^ ^

お昼の時間が近づき、私が台所で食事の準備をしていると、リビングからピアノの音が聞こえてきました。そっと様子を見に行くと、小学生くらいのお孫さんが遊びに来ており、利用者様のために曲を弾いておられました(´∀`*)

利用者様は椅子に腰かけ、その音色にじっと耳を傾けておられました。

演奏が終わると、静かに拍手をしながら、

「上手やったなぁ。おばあちゃん、嬉しくて泣きそうやわ。」

と優しく微笑まれていました。

その笑顔は、私たちに向けてくださる普段の笑顔とはまた違っていて、深い愛情と感動が滲んでいるように感じました。

何気ない日常の中で、こんなにも心が満たされる瞬間があることに、改めてこの仕事の尊さを感じた一日でした(*^^*)