~虎穴に入らずんば虎子を得ず~Tチーム樫原コーチ

図4

10月21日土曜日。本日の練習は、台風の影響による雨のため、室内練習に変更となりました。

練習の前半は、12月2日土曜日におこなわれるきぬかけ杯へ向けてのミーティングでした。

まずは、チームの7つの約束事を確認しました。

①挨拶、②道具、③全力疾走、④ベストスイング、⑤チャレンジ、⑥一球、⑦投手

ここには、キーワードのみ挙げましたが、これらに関して、全員が理解し、徹底できれば、きぬかけ杯で優勝するチームになると思われます。

復習ですが、なぜ、グラウンドでは、全力疾走(ダッシュ)なのか?
当たり前と言われてきていることの理由をきちんと理解すれば、自然と身体が動き出します。
ミーティングで出た漢字二文字の単語を、常に心がけ、先を考えて行動してください。

次に、自主練について、何をしているのか聞きました。
家庭においても、技術練習をしている選手もいれば、技術練習は、アカスポの練習だけという選手もいました。

ここで、監督から、本日のキーフレーズと水槽の例えば話がありました。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

もし、みんながきぬかけ杯で優勝したいと思うなら、一人一人が何かアクションを起こさないと達成できませんよ、という想いが込められていました。

そして、自分の持っている心の水槽を、きぬかけ杯で優勝したいという想いで満杯にしよう、という内容でした。
12月2日土曜日きぬかけ杯当日、心の水槽が優勝の気持ちであふれるぐらい、メンタルのコンディションも調整してくださいとのことでした。

ところで、技術練習だけが、自主練ではありません。
グラウンドの外の日常生活全てが、野球につながっていると考え、勉強や学校生活、家庭でのお手伝いなどに全力で取り組んで欲しいものです。

最後に、チームの課題を考えました。

まとめると、①チームワーク、②声、③雰囲気、④集中力、に関する点が挙がりました。

きぬかけ杯に向けて、ここで挙がった自分たちの足りない点を、クリアできるように練習していきましょう。

さて、試合終盤の声、雰囲気、集中力を改善するためのポイントは、何でしたか?ヒントは、”声だし”ではなくて、漢字二文字の単語でした。

次回の練習から、この質が向上することを楽しみにしています。

図5

練習の後半は、トレーニングでした。
①ペアストレッチ、②馬跳び、③ラダー、④野球版ドッヂボール、で汗を流しました。
練習を通して、技術・体力だけでなく、チームワークを自然と図れるようになる意図のある内容でした。

保護者の皆さん、雨天にもかかわらずご送迎くださり、誠にありがとうございました。
本日のミーティングの成果を、次回の練習からおみせしたいと存じます。

アスリートコーチ  樫原秀文

図6