~具志堅監督のつぶやき~

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1月6日・7日の二日間、時間を頂き「我武者羅トレーニングカレッジ」という指導者セミナーに参加させていただきました。全国各地より、中学野球の指導者を中心に320名以上の参加のある熱い熱い会となりました。

会のテーマは「選手の可能性を引き出す方法」「ボトムアップ理論」となっていました。

各講演の先生方の話は、ハッとさせられる内容ばかりでした。
その中でも、大阪教育大学池田中学の森田先生が野球部で実践されているボトムアップの話は特に印象深いものでした。
大教大池田中は近畿でも屈指の進学校として有名です。
故に部活動といえど、活動日が週3日しかない、勝てない理由を挙げたら多いチームです。ですが、近年では大阪府3位など結果を出し注目されています。ミーティングではなく、コミュニケーションを大切にする。「選手自らが考え、行動する」スタイルは、まさに私がアスリートBでやりたいことそのものでした。
自らが考え行動することで、選手それぞれの「主体性」が磨かれ相乗効果をもたらす。そして、何より選手の当事者意識が高まり「野球が大好き」といえる環境になる。良い手本を見つけた気がします。

大人になるにつれて、「出来ない理由」を並べて動きません。ですが、今回のトレーニングカレッジで出会った先生方は「出来ない理由」よりも「やろうとする言葉」を並べ挑んでいくような方ばかりでした。

私も、選手の可能性を信じアカスポバージョンのボトムアップを考え、選手とともに色んなことに挑戦していこうと思います。「野球が大好き」と思っていただけるような指導を心掛け、2018年も指導にあたります。本年も、宜しくお願い致します。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護