【アスリートC】府知事旗杯 準決勝

2025.8.31 京都府知事旗争奪大会  準決勝 @みどりが丘グラウンド

VS西山少年野球クラブ

結果 1-8 敗戦

 

この2カ月間、この日の為に練習をしてきましたが、残念ながら敗北となりました。

 

ただ私はこの試合を観ながら悲観することは何もないと感じていました。

試合としては3回までに8残塁、と一見好機を逃し続けているようにも見えましたが、それはあくまでタイミングの問題。チャンスであと一本、二本ヒットが打てていたら結果は違っていたと思います。得てして野球とはそういうスポーツです。

 

チームとしては前より出塁率は確実に上がってきています。ただ、それでもまだボール球に手が出ていたり、甘いストライクを見逃しています。そのひとつひとつがあと一本を出せる確率を上げていくことにつながります。

 

振り返ると、この試合普段の練習の何倍も勉強になることがありましたね。

 

先発のリョウスケは初めてのマウンドで緊張もある中で期待以上のピッチングをしてくれました。

以前から『1回だけ投げきれ』と伝えていましたが、見事な投球を披露してくれました。

本人もしっかりとスピードボールを投げ込めば抑えられることが分かったと思います。

ただ、フォアボールが余計でした。結果的にこれが相手の1点先制に繋がりました。ピッチャーとして四球は自分が苦しくなることを肌で感じたことでしょう。序盤の入り方はこれからの課題として、次もがんばってほしいと思います。

 

2番手ヒナタもエースとして、今回も球数いっぱい投げ切ってくれました。

最近は色々と緩急をつけようとしたりバッテリー同士で工夫しているのは知っていましたが、タイミングの遅れているバッターにスローボールを投げてソロホームランを打たれたところがもったいなかった。相手ピッチャーは緩急のつけるタイミングがとても上手だったので、そこを見て今後の参考にしていこう。

 

また相手の4番に2塁3塁から打たれた部分も、悪いカウントから警戒すべきバッターに甘く入ってしまったのが反省点ですね。投げる球は一級品なのは間違いないので、どうすれば楽に抑えられるのか、これから学んでいってほしいと思います。

 

打つ方ではアサヒ、ユウセイの5番・6番はしっかりと捉えた当たりを打ってくれました。

特にアサヒは最終回にチーム唯一の得点となるタイムリーを打ってくれました。今後も得意のバッティングは伸ばして、守備や走塁でもレベルを上げていってほしいと期待しています。

 

またキャプテンのコウスケとアイトは普段とは違う慣れないポジションながらしっかりと守備でチームを引っ張ってくれました。日頃から練習はしていましたが、不安なく彼らに任せることができたのは、日頃の守備で一定の信頼感を持っているからです。今後も各々がカバーし合えるようにサブのポジションも練習していくので、それぞれがある程度こなせるようにがんばってもらいたいですね。

 

終盤は猛暑の中、こちらの守備の時間が長くなり点差がついてしまいましたが、決して相手との技術や気迫に大きな差はなかったと思います。ただ相手の方が少し野球の知識があり、それによって要所で流れを持っていかれました。

 

それでも今回の試合を観て、私たちはこのチームならこれから何かやってくれるかも、と感じました。

その為にも、もっと野球を知っていきましょう。相手から学ぶことも多いと思います。ベンチにいるときも、ぼーっとするのではなく、試合の動きを見ましょう。監督やコーチに教えられたことを忘れずに覚えましょう。失敗から学び、次はどうすれば成功につながるのか考えましょう。

 

みんながそれができるようになれば必ず強いチームになります。

 

保護者の皆様、今回も猛暑の中、送迎・応援本当にありがとうございました。

これからこのチームはもっと強くなると思います。

その為にも監督、コーチ共々指導させていただきます。

今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

アスリートC 監督 相口(幹太)