たまたま息子と平日に休みが重なる。
男2人で街中を歩く年齢でも無くなってきたし。何しようか…と相談。
ふと昨夏のイワナ釣りを思いだす。
でも寒いな…室内で釣り堀を探せば…あるある大阪には沢山ある。
初冬の寒空の下、月曜朝イチから寝屋川市を目指した。
京都から小一時間。着いたらお客は誰ひとりいない(よし!予想通り)でも、お店の人もいない。5分ほど2人で勝手にお魚鑑賞。
どうやら店主は犬の散歩に行っていたようだ。鍵開けっ放し…まあこの街の平和度が分かる。
人情たっぷり店主のおじさんは、一生懸命に釣り方を教えてくれる。
時には厳しく、そして優しく。笑顔が素敵だった。
冬場の釣堀は水温が下がるため釣れない事も多いが、ここはよく釣れる。1時間弱で小さい金魚から大きい鯉まで10匹以上釣れた。
こんな時はいつも子どもの方が上手。
それを見ておじさんが言う「大人はあれこと考えすぎるから釣れない、子どもは純粋に釣ることだけに集中するから上手」だと。
確かにそのとおり。邪念を振り払い。無の状態で釣りをすると数匹釣れた。
プラス心もリラックスできる。
月曜日の休日。どこにでもある街中で、人情あふれるおじさんと釣堀との出会い。息子と2人有意義な時間を過ごすことできた。
さあ帰ろう。あれ…左手がくさい…。餌のにおいとお土産を持って帰路についた。