「あれはなに?」
夜空に大きくて、黄色いものが浮かんでる。子どもには月と分からないくらいの色や大きさ。
「お月さんが近い!はしごをかけていけるかも!」
真剣に言う眼差しは、まっすぐ月の方を向いている。
子どもは見るもの、気づくものにストレート。そんな時、同じストレートな感性で答えたい。
「本当に近いね!一緒にはしごで行きたいね!」
昨晩、そんなやりとりが車中であった。
そういえば、関東にある私立小学校の入試でこんな問題が出題されたようだ。
~この中で、本当の月に無いものを見つけて✖をつけましょう~
う~~~ん。
その小学校が出題する意図も分かるが・・・
真ん中に✖をつける事は残念だ。
「もしかしたら、いるかもしれないよ」
現実も大切だけど、やはりこどもの「感性」を大切にしたい。
代表 木村