6月23日(日) 京都府知事旗大会2回戦が開催されました。
結果は…
VS 修道スポーツ少年団・梅小路BBキッズ(合同チーム)
5ー2
で勝利しました。
選手たちがやってくれました。
次戦もあるので、ざっくりしか書けませんが試合の感想を。
投手陣が今回も好投の連続でした。
先発投手、2番手投手は今大会まだ無失点。マウンドでの表情が勇ましいです。
また、この試合3番手で登板した投手も点は奪われてしまいましたが、力強いボールが投げられています。次に期待です。今回の試合で登板が無かった投手も勝ち上がったからこそ、登板機会があるのです。本気で登板を狙ってください。
この試合、野手陣も頑張ってくれています。
またまたホームランが飛び出しました。それも、二桁の背番号の選手が放ちました。
やはりホームランは気持ちが良いです。今後も「全員がホームランを放てる打線」を目指して頑張っていきます。
最後に気になったことを、この試合一塁ランナーコーチ(背番号「20」)がすばらしかったです。ランナーなしのときは、バッターを鼓舞するためにコーチボックスのバッター側に立って鼓舞しています。ランナーが出ると場所を移動して声を掛けます。野球をしている人からしたら当然なのかもしれません。しかし、大切なことは「し続ける」ということです。彼のような目立たないことを「し続ける」ことが微力ながら勝利へ繋がっていくのです。やはり、微力は無力ではない。そう感じます。
タイトルの「一朶の白い雲」とは、私の好きな小説『坂の上の雲』(司馬遼太郎)のあとがきに出てくるフレーズです。
そのあとがきには
・・・このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家たちの物語である。やがてかれらは日露戦争というとほうもない大仕事に無我夢中でくびをつっこんでいく。(中略)楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつけて坂をのぼってゆくであろう。・・・とあります。
これは小説のタイトルに関わっている内容でしょう。
それは「目の前の夢、目標を見つめながら実現に向けて進んでいく明治を生きた人々の姿」を現していると感じます。
我々も、この野球というスポーツを通して目の前の夢・目標を見つめながら実現に向けて進んでいきたいものです。
最後になりますが、今回も声援を送ってくださった保護者の皆様・Bチームキャプテンありがとうございました。次戦も宜しくお願い致します。
アスリートA(U12)監督 具志堅倫護