【誰かの為に】

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2019年5月18日(土)

vs.京都市私立平安中学校

先週、日曜日の練習試合の大敗から1週間。

色々な反省点が出ました。

技術的な事ではなく、チームとしてできる事。

やらなければいけない事をしっかりとする。

そこに修正点を置いて挑みました。

初回に失点を許し嫌な流れとなりましたが、先発投手が粘り強く投げて7イニングを2失点完投。

攻撃面も相手のミスからチャンスを作り、ヒットもでました。

結果は5-2で勝利。

アカスポ中学部創設後、初勝利をあげる事ができました。

今回の試合でも捕手のパスボール、内野手の送球ミスなど色々とミスが出ましたが、選手が互いにカバーしあって勝つことができました。

今のチームには絶対的な選手はいません。

いくら野球が上手な選手でも、自分の為だけに自己満足で野球をする選手は、ここ一番で力を発揮できません。また、チームの仲間からも信頼されません。

そして、技術面も伸びません。

そんな選手を私(稲内)は学生時代から今に至るまで多く見てきました。

力を発揮できる選手。伸びる選手。信頼される選手。

『誰かの為に』プレーできる選手です。

一緒にプレーしている仲間の為。

一生懸命に働いたお金で野球道具を買ってくれたお父さんの為。

お弁当やご飯を作ってくれるお母さんの為。

その他にも色々な人に支えられて今、自分が野球をできている。

野球以外の面でもそうだと思います。

中学生になり少しずつ、そのような事を分かり始めると思います。

照れや恥ずかしさ等の羞恥心も出てくる年頃だと思いますが、当たり前の事が当たり前じゃない。

そこを理解して野球に取り組めるような選手を育てていきたいと思います。

「仲間の為にカバーしあって試合に勝つ」

アカスポが理想とする試合の勝ち方が、今回の試合でできたと思います。

そして何よりも、勝つことの喜びを選手1人ひとりが感じることができたでしょう。

しかし、まだまだ技術面においても向上しないといけない事が多くあります。

先ずはこの勝利を喜び。

次の一勝へ。

次回の練習試合まで2週間ほど期間があるので、技術面を徹底して取り組みたいと思います。

最後になりましたが試合をして頂きました、平安中学校の皆様。ありがとうございました。

そして選手達に温かい応援をして下さった保護者の皆様。

本当にありがとうございます。

毎回の練習で少しでも成長していけるように、我々指導者も選手達と常に上を目指し「愛と熱意」を持って指導していきたいと思います。引き続き宜しくお願い致します。

アカスポ 中学部 監督 稲内基

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