4月27日の活動は練習試合でした。
結果は、
VS大宮ジュニア
9ー5(負け)
0ー4(負け)
連敗となりました。
結果だけに注目すれば足りないところだらけです。実際、そうでしょう。
しかし、批評だけして悲観する時間。分析して自分達に出来ることを考え実践する時間。どちらも同じ時間ならば、我々がしなくてはいけないのは後者です。
分析し自分達に出来ることを考え実践する。
これです。
今回の敗戦で学んだ教訓はフィールドに出ている選手も、ベンチにいる選手も「ゲームの流れ」を考え行動しなければいけないということです。
なぜ、そう考えたのか。
それは試合展開にあります。1試合目の序盤にエースが打ち込まれる場面がありました。
その場面で登板の可能性がある選手が準備出来ていたでしょうか?
予定では2イニング・1イニング・残りという分け方で投手リレーをする予定でした。次の投手がスライドしても良いようにブルペンで投げていたでしょうか。また、イニングの途中から登板することが得意な投手は準備していましたか。結果として、準備をあまりしていない投手をマウンドに送りました。しっかり結果は出ましたが、彼がもう一段成長するためには「ゲームの流れ」を感じることが大切でしょう。ベンチでの声かけも最高の選手で、プレーでも実力がある選手です。だからこそ、細かく書きました。実力があるんだし、やるしかないやん。
次に気になる場面は、1試合目の3回に体調不良になった4番に変えて普段から頑張っていてチームの中でも信頼の厚い選手を代打に送りました。結果、四球で出塁し盗塁を決めランナー2塁となりました。大きくリードをとり牽制でアウトになりました。結果だけに注視すればいけないことでしょう。しかし、練習から「ランナー2塁でのプレッシャー」というテーマで練習しているからこそ、あそこまで大きなリードが出来たのでしょう。失敗から学べるのです。
あの場面は、無理をしてランナーがリードするのではなくランナーを溜めていき得点を伺うというのがセオリーです。考えたから失敗があり成功があります。この失敗があるから、彼のプレーや声かけが変わっていくでしょう。
たくさん良いプレーもありました。
ここでは2つ紹介します。
1つ目は、投手リーダーの投球。2試合とも投げましたが無失点。よく投げています。彼の良いところは結果だけではありません。マウンドからよく周りが見れるようになってきました。今後も期待です。
2つ目は、1試合目にレフトで途中出場した選手。彼は本当に「努力の人」です。大津スクールでも頑張っていると話を聞きます。最近は、守備も頑張っており今回も後ろの打球を好捕し、良いカバーリングも見せています。もう、どんな場面で出場してもやるしかない。
何度も書きますが、我々には悲観して過ごす時間などありません。上を向いてもう、やるしかないやん。
Wキャプテンも各リーダーも、しっかり出来ています。あとは歯車を合わせる。やるしかないやん。
最後になりますが、いつも温かい声援を送ってくださる保護者の皆様・大宮ジュニアの皆様ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。
★4月30日の練習会が中止になり、GWは野球が消化不良の選手たち!5月9日に御所グラウンドにて平日練習があります。ぜひ来てください。監督も居ます。
アカスポ・アスリートA(U12) 具志堅倫護