【アスリートC(U10)】
4/13(土)
練習試合
vs.高倉クラブ
結果
第一試合 6-5 サヨナラ勝ち
第二試合 10-6 勝ち
今年度初めての対外試合、二試合とも勝利をおさめることができました。
70分の試合を二試合。Cチームにとって、インターバルが短く、連続で試合が続くことは初めての経験でした。
チームの課題は、一試合目と二試合目の気持ちの切り替えが上手く出来るのか。というところでした。
勝った時の浮かれた気持ち、負けた時の落ち込んだ気持ち、どんな結果でもそれらを次の試合へ持ち込んでしまうと、本来のプレーを発揮できずに終わってしまいます。
今回の試合では、この初めての経験を選手達はどう乗り越えるのか、楽しみでもありました。
一試合目、サヨナラ勝ちという最高の結果で試合が終わり、選手達の気持ちは最高潮でした。私は試合後選手達を集め、目を閉じ、深呼吸をさせました。その後の選手達の目を印象的に覚えています。とても集中しており、次の試合も勝つぞ!という気持ちがとても伝わってきました。サヨナラ勝ちの勢いをよい方向へ持っていけました。
さて、今回の試合ですが、最近Cチームに入ったばかりの選手も全員初出場しました。
初めての試合で、当然皆緊張していたはずです。
しかし、ある2人の新選手がとても素晴らしい行動をしていました。試合中はずっと、監督の横に立ち、常に大きな声を出し続けていました。もちろん、アスリートに入ったばかりで、技術的な事を言うのは難しいです。その為、彼らは、アウトカウントや応援を何度も大きく言い続けました。誰にでも、元気に声を出し、応援することは出来ます。それをやれる彼らはとても素晴らしい。監督、コーチもそんな選手を是非試合に出したいと思います。
もう一つ、印象的なシーンがありました。第一試合、最終回の相手チームの投手です。サヨナラの場面、投手は不安、プレッシャー、孤独感など、様々なマイナスの感情が生まれてしまいます。その為、その投手はマウンド上で、泣いてしまいました。
さあ、それがもし自分達の立場だったら、君達はどんな言葉をかけ、どんな行動をしますか?考えてみてください。普段から皆が言っている全員野球だったら、その時に投手を独りぼっちの気持ちにはしないはずです。
今回の試合、技術的な事はまだまだでしたが、勝ちたいという気持ちがとても伝わってきました。
選手達と技術をさらにアップさせ、成長していく姿を見れることを私自身とてもワクワクしています!
最後に、高倉クラブさん、お忙しいなか、有難うございました。
『One for all, All for one.』
(一人は皆の為に、皆は一人の為に)
アカスポ アスリートCチーム監督
後藤 雅宗