6月16日(土)
練習試合 VS 大宮ジュニア (朱雀グランド)
8ー12<負け>
となりました。
1月に始まった2018年度アカスポ・アスリートB。始まって以来の連敗です。
この敗戦は私も含め、もっと重く受け止めなければならない敗戦だと思います。
選手たちのミーティングでは、よく「当たり前の事が出来ていない」という言葉を耳にします。
たぶん、監督である私がよく口にしているからでしょう。
ですが、今回の敗戦で選手たちの「当たり前の事」と私の「当たり前の事」に差異があると感じました。ですので、今回は私の考える「当たり前の事」について書いていこうと思います。
まずは、<プレー以外>
・アカスポアスリートとして「アカスポ訓」を完全実施出来ている。(Bチームに関係しているコーチ・監督にだけ挨拶をしている選手がいます。しかし、グランドの中にいる方々は皆、アカスポ生に関係あるのです。きちんと心を込めて挨拶したら何かが変わってくると考えています)
次に、<プレー編>
・マウンドに登る投手はストライク先行を意識したピッチングが出来ている。
・守備に就いている選手は、常に打球に備えた行動が出来ている。
・1球ずつ心を込めて声かけ(準備の声・激励の声)が出来ている。
・打席では、これまでやってきた練習を信じて打席にたてている。
・ランナーは常に投手へプレッシャーを掛けるリードが出来ている。
・グランドへ出たら全力疾走をし、観ている方々を感動させ応援してもらえるようにしている。
・強い打球でも何とか捕球しアウトを取るためにプレーしている。
最後に、<ベンチ編>
・1球ずつ心を込めて声かけ(準備の声・激励の声)をして、拍手できているか。
・ランナーコーチなどの役割を試合に出ている選手と同じテンションで出来ている。
・常に自分の出番を想定し準備が出来ている。
ここに書いた内容は、あくまで「最低ライン」です。
難しいと感じるかもしれませんが、よく考えると誰でも出来ることです。だからこそ、全員でやって欲しいのです。「150キロを投げる」とか「毎打席出塁する」といったことではありません。
だから、「当たり前の事」なのです。
では、試合の振り返りを。
大宮ジュニアさんは非常に良いチームで勉強になりました。特に塁に出たランナーのプレッシャーの与えかたは参考にして取り組みたいと思います。他にも迷いのないスイングなど参考になることが多かったです。
自チームは、打線の組み替えをしたりレギュラーの入れ替えなどがあるなか良く戦っていると思います。特に1番に抜擢したキャプテンは、打撃でも結果を出してくれました。5番センター・8番セカンド・9番キャッチャーは良い打球が出始めています。他にも途中出場の、女子キャッチャーや5年生サードは日々の努力が垣間見えます。
投手陣は、先発を任せた5年生は失点こそしましたが期待しています。同様に5年生女子投手にも期待しています。4年生投手の安定感は安心して登板させれます。3年生サウスポーも存在感が出てきました。
しかし、今回の敗戦は重く受け止めなければいけません。この敗戦から何を感じ取り「変化」を起こしていくかが、今後のチーム浮上の鍵になります。
最後になりますが、突然のお願いにも関わらず練習試合を快諾してくださった大宮ジュニアの皆様、いつも温かい声援を下さる保護者の皆様ありがとうございます。今後も変わらずお願い致します。
アカスポ・アスリートBチーム監督 具志堅倫護