4月28日 朱雀グランド
練習試合 VS 洛央メジャーズ
18ー3<勝ち>
今回の試合も勝たせていただきました。
「勝ちの中からの学び」を大切にするためにも、結果として勝って良かったです。
今回の試合は、チーム力を引き上げるために「打線の組み替え」・「サブポジション」を意識した布陣で挑みました。
その結果、これまでではないパターンのミスが出たので良かったです。まだまだ、伸びしろが多くあることが確認できました。
では、試合の振り返りをしていきます。
良かった点は、3番に起用したキャプテンとリリーフでも好投を見せた7番ライトの選手にホームランが出たことです。二人とも、守備では大きなミスをした後に打撃で結果を出してくれました。
こうした逆境にズルズルと悪い方向へいかない強さを見ました。他にも、打線が活発でした。皆、鋭くスイングできています。特に、結果は三振してしまいましたが、代打で出た5年生のスイングは良かったです。
今、結果がでなくてもこのまま練習し続けることで、いつか必ず結果が出るかと思います。結果は三振でも、プロセスを大切にしていきたいです。
また、投手陣も頑張りました。2週間連続になりますが、5年生女子選手の好投は目を見張ります。他の5年生2投手も抜群の安定感。誰をマウンドに送るか頭を抱えてしまいます。
次に悪かった点を、今回は特にありませんでしたが、あえて出すなら初回の攻撃を3球で終わらせてしまったことです。
各打者、1球ずつの攻撃。下手をすれば相手に一気に流れが出来てもおかしくない場面でした。
確かに、「ストライクスイング」を徹底していますが、場面を読み取ることも大切です。
やはり、守備時間は短く、攻撃時間は長くを徹底するためにも野球脳を鍛えていきたいです。
ただし、今回に関してはこのことを伝えていなかったので初回の打席に立った打者は悪くありません。選手たちは、「ストライクスイング」が出来ていました。
その他の事で、1点書かせていただきます。
4月から新チームになり1ヶ月が過ぎました。Bチームでは、練習の最後のメニューに「7分間走」というインターバル走メニューを必ず行います。
そのメニューは、ただ時間内を走りきるという単調なメニューですが目的を持ち、自分との戦いをするメニューでもあります。監督である私は、その時に走るスピードより表情・様子を見ます。
その中で、御所スクールから新しく入ってきた5年生選手の取り組みが素晴らしかったので、今回の試合で途中からセカンドで出場させました。
やはり、その選手は期待通りのプレーを見せてくれました。守備機会はありませんでしたが、一球一球カバーリングに入り、ランナーが出た際にはショートとしっかりコミュニケーションを取っていました。
こうした、自立した選手を育てることがチーム力を引き上げるきっかけになるのかなと感じました。
最後に、洛央メジャーズの皆さんありがとうございました。
また、いつも温かい声援をくださる保護者の皆様ありがとうございます。選手たちは日々成長しています。
我々、指導陣も負けずに成長し続けますので、今後も宜しくお願い致します。
アカスポ・アスリートB監督 具志堅 倫護