4月21日土曜日 VS アスリートBチーム
2-20 今回はCチームが結成されて初めての試合でした。
1イニングに20失点。これは私の野球人生で初 めてのことです。悔しい。これに尽きます。Cチームの選手たちにとっても監督である私にとっても、「野球」の難しさ、奥深さ、怖さ、そして、おもしろさを実感することができた時間でし た。
試合は、Cチームが先行でスタート。Bチームの投手相手に、食らいついていきましたが、実力差を見せられました。上位打線の選手たちは、球が「速い」というのを心の底から体感したようで、 初回からすでに飲み込まれかけた雰囲気になってしまいました。そして、1回裏の守備。四球、 エラー、長打、ワイルドピッチ、パスボール、盗塁、ホームスチール…。こんなにもワンナウト が遠いのか、と。この回の守備は、45分で20失点です。
例えば選手たちがよく観ているプロ野球 では、アウトをある種「当たり前」に取っています。この「当たり前」にやり遂げることがいか に大変なことなのか、改めてよくわかりました。
2回表。みんなで出したランナーを、チームが 結成して初安打にもなるタイムリーヒットになりました。この時のベンチの雰囲気は非常に良かったです。「打たせる」雰囲気が作れていました。
しかし、その雰囲気を常に作ることができているのがBチームです。それは試合後のミーティングでも選手たちは気づいて、挙げていました。
2 回裏の守備の時に予定していた1時間10分が経過し、試合終了となりました。 試合は、三投手をつぎ込み、ベンチスタートのメンバーも含めて全員出場しました。
試合に出場 したからこそわかる相手の「強さ」「怖さ」もあったはずです。そこを試合後に共有して話し合 い振り返りながら、選手たちは次週の試合での3つの目標を設定しました。それをみんなで達成 していくのが「全員野球」で、それが野球の「おもしろさ」であると考えています。
試合とミーティングを経て、目の色が変わっている選手もいました。この大きな敗戦を、始動して3週目で 経験することができたのは選手にとっても私にとっても非常に大きかったです。
そして、改めて、 Cチームの選手15人を本気で「強くさせる」と決意するに至りました。選手たちと監督・コーチ の「思い・想い」を「カタチ」にしていくために、選手たちと根気強く、粘り強く励んでいきま す。
終わりに、最後まで見守ってくださった保護者の皆様ありがとうございました。この敗戦を経て、 選手たちと共にたくさんのことを学ぶことができました。この敗戦を決して無駄にはせず、力の 限り努めて参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
アカスポアスリートCチーム監督 岡崎智郎