第1回アカスポカップを西京極の「わかさスタジアム京都」で行った。
数万人を収容できるスタジアム。
ファールゾーンが広いので、バッターボックスに入ると、広大な広場の真ん中に1人でいる感覚になる。その感覚は甲子園球場とよく似ている。
アカスポの選手が1人でそのバッターボックスに入る。
唯一の声援が親からの声。
主審をしていた私には、よく聞こえてきた。自分の子どもの名前を叫んでいる親の声。
失敗しても、成功しても、聞こえてきた。
選手たちは聞こえていましたよ。自分の親の声が。
試合後、MVPをとった選手に聞いてみた。
「嬉しいやろ!?」
「うん。でもたぶん1番喜んでいるのはお母さんやと思う」
うん。その通り。
親は子どもの成長が何より嬉しい。