京都の冬空は昼間でも暗い。しかも天気が変わりやすい。晴れ・曇り・小雨・晴れ・曇り…の繰り返し。
何気ない日曜日の冬空を見ていたら、ふと…昔ロンドンの日本人学校で教鞭を取っていた頃の空を思い出す。
「霧のロンドン・ブリッジ」という歌があるように、ロンドンの街を霧が覆い尽くす事が度々あった。そんな冬の朝霧をかき分けて、日本人学校まで自転車で通勤していた頃を懐かしく感じる。
自分が住んでいたFinchleyという街はロンドン北部に位置しており、静かな住宅街で住みやすかった。
最寄駅の名は「Woodside Park」
緑が多く、道端の木を見上げればリスがいて、たまにキツネにも出会えた(少し危険だったようだが…)
もう一度あの空を子どもたちと見に行こう。
そんな事を思った、何気ない日曜日の冬空だった。