【ホームランの景色】

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4月最初の活動は、練習試合となりました。

まずは結果から、

VS 紫クラブ

6-3(勝ち)

7-5(勝ち)

となりました。

アカスポ・アスリートの歴史の中で、紫クラブとは切っても切れぬ因縁があります。昨年の春の天下一品杯(A)にて、1回戦でコールドで敗れているのです。

そこで並々ならぬ思いで挑んだ試合で勝利できたことは大きな収穫です。

また、天下一品杯(VS 池田ファイターズ)以降の連敗から脱出できたのは嬉しく思います。

では、試合の講評を。

この練習試合では、2試合で3本のホームランが出たことが一番の収穫です。これを放ったのが天下一品杯では一桁の背番号ではなかった選手たち。本当に成長を感じます。

外野を抜けても止まらない力強い打球が打てているのでしょう。今後も、「全員がホームランを打てる打線」を目指して精進していこうと思います。

また、投手陣も奮闘してくれました。特に1試合目の2番手・3番手、2試合目の先発投手はよく頑張りました。今シーズンより、電子スコアを記しているのですが3人の奪ストライク投球率(ストライク投球÷総投球)が高く安定していました。

特に1試合目の3番手投手は、「.719」とかなり高い確率での投球が出来ています。ストライク先行の投球というのは野球界では、呪文のように唱えられている言葉ですがそれを実践できることは素晴らしいことだと思います。彼が天下一品杯でのサヨナラのマウンドを経験し、大会後には投手リーダーに就任し自覚を持って取り組んでくれています。今後にも期待です。

各選手、「自立×自律」をテーマに成長しています。

この練習試合で、3度あったホームランの景色。あの景色を嬉しく思います。ベンチにいる選手たちが「ワッ」と歓声を上げ、打った選手は必死に走り、ランナーコーチは全力で腕を回す。ホームインした選手とベンチにいた選手がハイタッチをし、次打者が再び気を引き締めた顔で打席にたつ。あの景色が私はたまらなく好きです。まだまだ、この景色を多くみたいと願います。

最後になりますが、試合をしてくださった紫クラブの皆さん・いつも温かい声援をくださる保護者の皆様ありがとうございます。今後とも、精進して参りますので宜しくお願い致します。

アカスポ・アスリートA(U12) 具志堅倫護14201968image141712