2018年4月28日(土) vs洛央メジャーズ
4月の最初にメンバー入れ替えを行い、新メンバーで挑んだ初の練習試合でした。
相手は洛央メジャーズさん。
1試合目はフルメンバーで臨みました。
4月からの練習では課題の投手陣を別メニューで練習させてきました。
その中で先発に指名したのは唯一6年生で投手メニューをこなしていた選手。
以前にもブログに書かせていただきましたが、今1番チームで安定したピッチングをしてくれている投手です。
試合は初回からチャンスを作り先制することができました。
キャプテンに待望のホームランが出た事もチームとして大きかったと思います。
2回以降も守備からリズムを作り4-0で試合を進められました。安定した守備は投手の好投はもちろんですが、捕手の副キャプテンがここにきてやっと捕手らしくなってきた事が要因です。
ここまで課題の盗塁阻止が、この試合で3つ阻止できたこと。
捕手も別メニューで基礎から鍛えてきましたが、彼自身、その成果が出て自信になったのではないでしょうか。
また、盗塁阻止以外にも、こちらから言わなくても自らタイムを取り投手へ声をかけるなど、少しずつですが成長を感じてきました。
試合終盤、四球からランナーを出しピンチを招き、相手チームのツーランスクイズなどを決められ失点し4-3…
ツーランスクイズをやってきたチームは今までなかったので、良い勉強になったのではと思います。
1点差となり迎えた最終回の攻撃、何としても1点を取りたい中で代打、代走を使いチャンスを作りましたが、あと一本が出ず。
少し嫌な流れで最終回の守備を迎えましたが、ここまで1人で投げ続けてくれた先発投手が最後まで粘りを見せてくれ3人で締め何とか勝つ事ができました。
まずは、4月の新体制から目標として「勝ち」にこだわる事を目標としてスタートしたので、勝ってスタートできたこと、良かったと思います。
ただ、試合前の準備の遅さや試合への入り方。キャプテンの試合前の声出しなど課題はまだまだです。
試合の反省点は今までは
「声が出てない」
「ベンチワークができていない」
などの反省が試合後のミーティングでよく出ていましたが、今回の試合では控えメンバー中心に良い雰囲気を作ってくれました。
今回の試合では、
「味方投手がランナーに出て、走塁をしてツーアウトになりベンチに帰ってきた後のバッターはどんな事を考えないといけないか?」
「先頭バッターが初球を打ちアウト、2人目を初球を打ちアウト、3人目はどうしないといけないか?」
など、試合の「流れ」に関する
今までとは少しレベルが上がった反省材料が出てきた事、嬉しく思います。
そこをチーム全員で共有し、実践することができていけば、今回の試合取ることができなかった。
中押し、ダメ押し点が取れるようになると思います。
2試合目はメンバーを1試合目とほぼ総入れ替えで挑みましが、初回から四球、エラーが続出し大量失点…
その後もチャンスは作るも1点を返すのが精一杯で1-10で敗戦…
メンバーを入れ替え技術レベルは1試合目と比べると落ちるので、厳しい試合になることは覚悟していましたが、大差をつけられてしまいました。
やはり野球は投手を中心とした守備がしっかりしないとこのような試合になってしまいます。
2試合目に出る現状、控えメンバーの底上げがチーム全体のレベルをあげることに必要不可欠です。
その様な試合展開の中でも、しっかりとアピールしてくれた選手もいました。
2番手で当番した5年生投手。
彼は自分の個性を伸ばしてきました。
それをなかなか実践の場で結果を出すことが出来ませんでしたが、今回の試合では、修正して2イニングを無失点で抑えてくれました。
平日、家での自主練習の成果が結果となり表れたと思います。
少年野球では、なかなかない彼の個性。
監督としてそれにチャレンジしたいと思い、努力し少しずつレベルアップしていること嬉しく思います。
他のチームの監督さんなら、させない事かもしれないですが、私は彼のチャレンジを応援したいと思います。
さてチームとしては、まだまだ課題は山積みです。
目標に向けて、しなければいけない事があります。
次回の試合では更に高いレベルの試合ができるようにしたいと思います。
洛央メジャーズさん、2試合ありがとうございました。今後も練習試合よろしくお願い致します。
最後にいつも温かい応援をして下さる保護者の皆様。審判、整備を快くして下さる保護者の皆様。
本当にありがとうございます。
夏に向けて選手達と共に頑張って参ります。 引き続き応援よろしくお願い致します。
アカスポアスリートTopチーム監督 稲内 基