【具志堅監督】捲土重来

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3月29・30日は滋賀県大津市の皇子山にて、アカスポ・アスリートの強化合宿を行いました。

Tチームの稲内監督が合宿のテーマを「個の力の向上~アスリートクラス全員で数をこなしてチーム全体の力を上げる~」と設定してくださったので、そのテーマのもと選手たちと接していきました。

多くの選手たち、コーチ陣の参加で充実した時間を過ごすことが出来ました。

特に、2日とも投手・内野手・外野手に分かれて行った午前中の基礎練習では、多くの選手とのコミュニケーションを図りながら、基本の確認を中心に個人のスキルアップを図ることが出来ました。

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1日目は午後から、滋賀県の高校野球決勝戦も行われる皇子山球場にて実践練習を行いました。
そこでは、TとBミックスでの試合。野球に対する思考力を高めることを目的に、守備位置・打順・ゲームテーマなどを全て選手に任せ、試合を行いました。

ベンチ内でのコーチングを、岡崎コーチと山田コーチに依頼し2人に任せ、稲内監督と私は離れた場所で試合を観ることが出来ました。普段の試合では、ベンチからしか選手たちを観察することは出来ませんでしたが、この日はひろい視野で観ることが出来ました。

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試合後は、宿舎へ移動しミーティングの嵐でした。

多くの選手たちが、自分の考えを自分の言葉で表現することが出来ています。ここからの課題は「思考力」の向上だと考えますので、その事を指導者の中で共有し指導にあたります。特に、Bチームでは「カバーリングについて」と「監督からのサインプレーは必要か」という2点の議論は白熱しました。どちらの点も、初日では決着着かず2日目の朝早く起きて続きをすることに。しっかり、全員で取り組む事が出来ました。

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2日目も午前は基礎練習。午後からは、TとBの試合形式。大差での敗戦になりましたが、これまで打席機会が少なかった選手が多く打席に立てたり、普段は守らないポジションを経験したり充実した時間でした。この試合も途中から、指揮を山田コーチに任せベンチを離れ試合を観ました。
目に涙を浮かべながら必死に声を掛け続けるキャプテンを見ていると、少し懐かしくなりました。

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これは、私が少年野球の監督としての初試合のスコアです。今回の試合を観ていると、その頃の思いが沸き上がってきました。「この子達と一緒に成長し、勝ちたい」初心を思い出しました。
その試合に、主力で出場していた新中1年の女子選手は、その試合を足が係りにTチームへ昇格し初優勝した「きぬかけ杯」では、Tチームの4番を務め優勝に大きく貢献しました。合宿にサポートメンバーとして参加してくれた彼女の背中を、Bチームの5年生女子選手は見て練習に励みました。これから、5年生女子選手には期待しています。新中1年女子選手でも果たせなかった、天下一品杯の優勝と登板をして欲しいのです。この合宿では、2人は常に行動を共にしていたので、5年生女子選手は分かっていると思います。

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そして、本当に新中1年女子選手には感謝しかありません。合宿中に見せてもらった野球ノートから、君の野球への想いが伝わってきました。そこに書いた通り、「笑顔」を忘れないで欲しいです。引退試合では出来ていました。ありがとう。

他にも、各選手の成長は今後に期待です。

捲土重来

ここから、大きく飛躍するために精進していきます。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅 倫護

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