~復活・飛躍・ひとつの糧~

図2

2018年3月24日(土)

天下一品杯の敗戦後、初の練習試合をおこないないました。

相手はTKドラゴンズさん。

課題の投手陣の中で今回、先発に指名したのは新6年生。

普段は副キャプテンとして内野を引っ張ってくれている選手でチームの中で一番コントロールに定評のある選手です。

天一杯の経験を踏まえて試合を作れる彼を選びました。序盤から味方の守備の乱れもあり失点を許しましたが…守備に関しては新たに適性を見る為、試合ではまだ守ったことのない不慣れなポジションの選手が数人いた事もあり、エラーが多数でましたがある程度、仕方ない部分もあります。

そんな中、気持ちがきれても不思議ではない中、よく我慢して投げてくれました。

そのあと、相手の四球から打線が繋がり逆転に成功。

この試合からここ最近の練習から取り入れている『考えなさい』のサインをあえて多めに使いました。

公式戦では、滅多に使うことは無いと思いますが、練習や練習試合では使うようにしています。

監督からサインを出されて

「この場面ではこのサインがある」と覚えるのももちろん良い事だと思いますが、選手ひとりひとりが自分で考え、工夫してやる野球がアカスポのスタイルなので取り入れました。

実際にサインを出すと選手個々で工夫ができている選手が何人かいたので収穫です。

さて試合は6-4の2点リードで最終回を迎えました。

ここまで好投の6年生に代えて天一杯でも先発した5年生エースを登板させましたが、いつもの躍動感あるピッチングには程遠く、、四球連発にエラーが重なり逆転を許しサヨナラ負け…

公式戦なら間違いなく、6年生投手を続投させましたが、練習試合ということ。

天一杯から対外試合の登板が遠ざかっていた事。

もちろん彼への期待、信頼も踏まえて今回の試合では勝っていても負けていても最終回、1イニングを任せると決めていました。

彼も天一杯の反省から色々と考えているようですが、良いところがなくなってしまっている現状復活に向けての指導はもちろん。メンタル的なとこもあると思うので、コミュニケーションをとりたいと思います。

結果、負けてしまったので監督として采配ミスになってしまいましたが、彼の復活なしにしてチームの飛躍はないと思っているのでこれも一つの糧にしないといけないです。

負けはしましたが、野手陣にも収穫がありました!

6番ライトでスタメン起用したN。

頭を越されそうな打球を背走しながらナイスキャッチ。

その他の打球も無難にさばき、タッチアップの場面でも難なくプレーしてくれました。

バッティングも2安打。

彼は足が使える選手なので今日のようなプレーを続けてくれて1番で起用できるようになると攻撃のバリエーションが増えるので引き続き彼のアピールが楽しみです。

2試合目も0-7で敗戦となりましたが、

天一杯前の練習試合ではあまり出場機会を与えてあげられなかった選手を全員、起用できた事もあり収穫ありとなりました。

2試合目を振り返ってもやはり課題は投手。5年生を中心に登板しましたが、四球が多く。厳しい結果となりました。やはりピッチャーはコントロール。課題は山積みですが、何とか克服していきたいと思います。

今回は練習試合をして下さったTKドラゴンズさん。ありがとうございました。きぬかけ杯でリベンジしたいと思います。

最後になりましたが2試合、塁審を快く引き受けて勤めて頂きました保護者の皆様をはじめ、選手に熱い声援を送って下さった皆様。いつも本当にありがとうございます。

まだまだ、これからのチームですが選手達と共に精進して参ります。

引き続き、温かい応援よろしくお願いします。

アカスポアスリート Tチーム監督 稲内 基