~弱さを認め強くなろうとする姿~

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12月23日(土)アスリートB活動
この日は、2017年の最終活動日となりましたが朱雀グランドでTKドラゴンズさんと練習試合を行いました。まずは結果です。

練習試合 VS TKドラゴンズ 14ー6(勝ち)でした。

試合前に、相手方の監督さんと打ち合わせをさせていただき4年生以下の試合との設定ではじめました。新年のアスリートチームの新体制に向け、昇格する各スクールの選手もベンチ入りしてもらいました。
結果は、まず勝利することが出来て良かったです。以前にも書きましたが、選手たちには練習でたくさん失敗をし、試合では勝利し学んで欲しいと考えているから理想的な展開になって良かったです。

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では、少しだけトピックスを書いていきたいと思います。
特殊な試合となりスタメンも、きぬかけ杯から大幅に変更しました。その中でも3年生の二遊間コンビの活躍は素晴らしかったです。特に、これまで控えの捕手としてチームに貢献してきた2番セカンドの選手は、ヒットこそ出ませんでしたが振り逃げの際の全力疾走。場面に応じて積極的な走塁。どれも、来季以降を楽しみにさせるプレーでした。また、3番ショートの選手は大津
スクールより昇格してくる選手。サードのキャプテンに負けない大きな声でチームを鼓舞し続けました。きぬかけ杯で大量失点した4年生投手の熱投。初めての対外試合で最後のアウトを取った3年生投手。沢山の良い部分がありました。

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その一方で、力を発揮できず悔しい思いをした選手も居ます。
その中でもキャプテンには期待しています。Bチーム発足後、常にチームの先頭に立ち続けてきた彼を初めて交代させました。それは、「キャプテンだから試合に出してもらってる」という雰囲気を払拭するためです。

私は、キャプテンだから試合に出られるというほど野球は甘くないと考えています。彼を使い続けるには理由があるのです。その理由は、野球選手としての立ち振舞いです。向上心に溢れてチームを鼓舞する姿勢を買っているのです。
小さな背中で抱え込まず、弱さを認め強くなろうとする姿に期待しています。
キャプテン以外も同じ。強くなろうとする選手を全力で支えていきたいと思います。

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最後になりましたが、練習試合をしてくださったTKドラゴンズの皆様・温かく見守ってくださる保護者の皆様ありがとうございました。

2018年も未熟な監督ではありますが、精進していきますので応援宜しくお願い致します。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅倫護

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