~渡部幹大コーチ就任のあいさつ~

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この度、Academic & Sportsのコーチングスタッフとして就任いたしました渡部幹大と申します。これから選手の皆さんと一緒になって、一生懸命ご指導をさせて頂きます。よろしくお願い致します。

さて、1月6日(土)私自身アカスポでのコーチング2日目、朱雀公園グランドでの練習に参加しました。

その際、初めて選手全員の声出し(アカスポ訓)を聞きましたが、「今の環境に感謝し・・・」という言葉がとても印象に残っています。

今の時代は、羨ましいほど野球が上手くなれる情報が溢れ、手に入る環境が整っています。私自身の学生時代が恵まれていなかったというわけではないですが、情報が溢れる現代社会では、野球の練習方法や考え方を、たくさん学ぶことができるでしょう。

しかし、ひとり一人の体や感覚は違いますし、野球が上手くなる方法はそれぞれ違うと思います。
野球には指導者ライセンスがないので、共通の指導法はありません。少年野球に携わっている多くの指導者も、それぞれ選手時代に学んだ環境は違うので、指導法が違うのは当然です。
そこで、今の選手達に強く求めれることは、その情報が自分にとって本当に正しいのかどうか、見極める能力だと考えているのが、14年間野球をやってきた今の私の考えです。

アカスポでは、アカスポ訓という大きな柱があり、各監督コーチ共にその日のメニューやねらいを共有している事に感銘を受けました。この環境であれば、私が経験してきたものを選択肢として選手たちに伝えていく事可能であると実感しています。

私は小学校から野球一筋・・・というわけではありません。水泳・陸上競技・バスケットボールなど様々なスポーツをやってきましたが、結局野球が1番楽しかったので、14年も続けることになりました。
高校・大学では、後にプロ野球選手になる先輩や後輩にも恵まれ、全国大会にも出場した、運のある人間です。
しかし良い思いだけを経験してきたわけではありません。野球を通じて酸いも甘いも経験し、最初は恨みそうになったこともありますが、今では指導者になるうえで大切な経験だったと感謝しています。

現在指導者として、指導法の引き出しや伝え方を1つでも多く増やすため勉強中です。常に選手よりも先を進み、信頼される指導者となって多くの子供達が社会で活躍するきかっけ作りに務めます。

今後とも宜しくお願い致します。

アカスポコーチ 渡部 幹大