【試合から得た学び】

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2019年2月2日(土)
今日は、晴天にも恵まれた中で、Cチームとして初めての試合が行われました。
結果は、14対5で負けてしまいました。
しかし内容としては、初めての試合と考えれば全員が気持ちを1つにして戦えていたし、一生懸命さが伝わってきた試合でした。

この試合チームで目標にしたことは、「1球1球を大切にして粘り強くやる」ということでした。果たしてその目標は達成できたでしょうか。私(栗生)からは、準備段階も大事にしてほしいと話しました。この段階で勝負が決まってしまうこともあると。

試合前は楽しみな気持ち、緊張している様子が伝わってきました。
1回表、3失点。この回だけで、ひとりひとり様々なことを知ることができたと思います。守備の位置、外野のカバーリングなど、どのポジションを守っていても、ただただ立ってるだけのプレイはないんだ、ということを。自分がしなければならない役割があるんだ、とわかったと思います。3アウトを取ってベンチに戻って来た時、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。

攻撃では、試合経験のある子たちが初球から打ちにいく姿勢を見せてくれたり、塁に出たら積極的に盗塁を狙いにいく姿勢があったりしました。そこから得点を挙げることができました。その時に、盛り上がりを全面に出すようにとコーチングしました。そうすれば、「流れ」を呼び込むことができると。
前半の試合展開では、チーム全体で声を掛け合いながら良い雰囲気で、「逆転するぞ」など様々な声が飛び交っていました。

良かった所は、経験のある子たちが率先してチームを引っ張っていたことです。学んできたことを実践している姿に私も感動しました。外野のカバーリングも一度言ったら、楽をすることなく毎回やっていました。また緊張からか、なかなかスイングに踏み出せず振れないことがありました。しかし「自分のスイングをしてこい」と声をかければ、フルスイングをしていました。こういったひとつひとつの積み重ねが上達に繋がってきます。大切にしていってほしいなと思います。

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もちろん課題もあります。
1つ目は、振り逃げです。振り逃げが成立する場面で、走らなかった時が何個かありました。三振して終わりではないということがわかったのではないでしょうか。

2つ目は、見逃し三振です。振らなければ何も起こりません。また後悔も残ってしまうでしょう。厳しい球にも反応できるようにしていきましょう。

3つ目は、声かけです。良いプレーをした時には、みんなで盛り上がりましょう!ミスをしてしまった時には、励まし合いましょう!

4つ目は、集中力です。試合終盤には集中力が切れていて、声かけもなくなっている状態でした。キャプテンが全員に声をかけても一部の人だけ。全員野球をしましょう!練習から集中力を意識しながらやっていきましょう。

初めて試合に出た選手たちは、初めて自分がアウトを取った時、とても嬉しかったと思います。その気持ちを大切にしながらこれからも練習していきましょう。
また、試合から得た学びを忘れないようにしましょう。

最後になりますが、試合をさせていただいた大宮ジュニア様ありがとうございました。また、試合に協力してくださった方々、暖かな声援を送ってくださった保護者の方々、ありがとうございました。今後とも子供たちが成長できるようなコーチングをして参ります。よろしくお願いいたします。

アカスポアスリート

Cチームコーチ 栗生 強志

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