【レディネス(準備)】

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平成31年1月20日(土)わかさスタジアム京都において、新人戦を主催。
天候は、雨。
参加チームは、TKドラゴンズさん、京都ルーキーズさん、アカスポA、アカスポB。
対戦は、トーナメント方式。
結果は、優勝アカスポA、準優勝京都ルーキーズさん、3位TKドラゴンズさん、4位アカスポB。

第1試合の主審をして、改めて感じたこと。
「打席に入る前、きちんとした挨拶ができる選手を応援したくなる」(判定を操作するという意味ではありません)

選手の皆さん、打席に入る前、「お願いします」と伝えていますか
挨拶している人は、なぜ、それをしていますか?
誰に、それを伝えていますか?
それは、独り言になっていませんか?

一方、挨拶していない人は、なぜ、それをしていませんか?

応援される選手と応援されない選手、どちらの選手になりたいですか?
どちらの選手の方が、野球が上達すると思いますか?

もう一つ、主審をしていて、ビックリしたことを挙げます。

先述したように、ゲーム中は雨が降っていました。
グラウンドは、ぬかるんでいました。
当然、ボールは、ドロドロです。
何回も何回も、ボール交換をしなければなりません。
毎回、ダッシュでボールを届けてくれる選手も大変でした。
ありがとう!

異変に気付かされたのは、ゲームが少し進んでからです。
毎回届けてくれるボールが、「サラ(新品)」のように綺麗なんです。
思わず、ボールボーイに、「勝手に次の試合のボール出してへんよな?」と聞いてしまいました。
疑って、ごめん!

なんと、短時間の間に、汚れたボールを新品同様にまで磨き上げて、何回も何回も届けてくれていたのです。
こんなボールボーイができるチームは、自ずと結果も付いてきます
コーチも応援せずにはいられないです。

応援されるチームと応援されないチーム、どちらのチームになりたいですか?
どちらのチームの方が、強そうですか?
どちらのチームに所属したいですか?

最後に、2試合ベンチ入りして感じたことを少しだけ。

野球では、特に「レディネス(準備)」の大切さが強調されますが、それは、プレーとプレーに、「間(ま)」があるからです。

まず、試合前の準備と言えば、ベンチ作りです。
今回の1試合目に関して、できていたことは、①自分のグローブを並べる、②自分のスパイクを並べる、③自分のバットを並べる、です。
できていなかったことは、①チームのヘルメットを並べる、②チームのキャッチャー防具を並べる、です。(Bチームの初めての試合なので、過度なプレッシャーを与えないため、今回は特別にコーチがこっそり並べました)

これから、誰が試合をしますか?
野球は、個人競技ですか?

道具の準備に関しては、これまでの練習でも当たり前にやっているので、それができなかったのは、反省材料です。

例えば、2試合目、カバーができていなくて、満塁ホームランみたいなプレーが発生する、タイブレークでタッチアップができなかった、などは、現時点では問題ありません。
なぜなら、その練習をしていないからです。
返って、早い段階で課題を発見できたと喜ぶべきでしょう。
ゲームに負けて残念でしたが、チームの課題が見つかり、次回の練習が楽しみになりましたよね?
コーチも次の練習が待ち遠しいですよ。
これからのBチームのチームワークを期待しています!

保護者の皆様、悪天候の中、長時間にわたっての応援、誠にありがとう存じます。
ご家庭では、選手の栄養と休養を大事にしてくださいますよう、お願いいたします。

TKドラゴンズの皆様、京都ルーキーズの皆様、参加していただき、大変感謝申し上げます。
拙い大会運営、ご容赦ください。
運営の課題を修正し、次回の育成大会をより良きものとする所存です。

アカスポヘッドコーチ 樫原秀文

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