【ハングリー精神】

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11月11日 VS. 京都ルーキーズ

いよいよ三節にわたって戦いが繰り広げられる育成リーグが始まりました。いくつかのチームが一堂に会し、グラウンドで懸命にプレーをする姿にはやはり大会ならではの独特の緊張感と興奮がありました。

Cチームの第一節の相手は京都ルーキーズさんでした。結果は5-18で敗戦となりました。いわゆる「自分たちの野球ができなかった」敗戦でした。

打撃面では、ノーヒット、守備面では無駄な進塁を許したり、四球を与えたりというのが目立ちました。

今回は、時間の関係上、試合後のミーティングはほとんどできませんでした。そこで宿題として、この「自分たちの野球ができない敗戦」について考えてくるように課しました。

さて、この宿題を考えるにあたって、ヒントとなる言葉を紹介したいと思います。それは「ハングリー精神」。

辞書には、向上心を持ち続け、強い意志を持ってことにあたることと書いてありますが、少し補足をします。

ハングリー(hungry)とはお腹が空いた状態です。お腹を空かして、貪欲に、渇望すること、つまり「チャレンジ」することです。この「チャレンジ」という言葉は、指導者がその性質や特性を理解していないと、諸刃の剣になりかねません。

例えば、試合や練習の中で、チャレンジできる環境と選手の段階に見合ったチャレンジの場を与えたり、選手が自ら根拠を持って考慮してチャレンジしたりしないと、選手たちはただ無根拠に「やってみる」だけで、「挑む」ことではありません。チャレンジするための環境づくりと選手のレベルにあったチャレンジの機会を設けることが試合の中でできなかった私の準備不足もあります。しかし、選手たちがお腹を空かした猛獣のような「攻める気持ち」を持ち続けていられたかには疑問が残ります。

もう一度選手たちとこの部分をすり合わせてやっていきます。” Hunger is the bestsauce.” 「空腹は最高のソース(空腹にまずいものなし)」です。お腹を空かして、がむしゃらにひたむきにやっていきます。

第一節を終えて、金本知憲選手が引退会見で言っていた、「野球をやって7割がしんどいことで、2~3割しかいいことがなかった。」という言葉を思い出しました。

正直、今回の負け方は悔しくて仕方ありません。なかなか整理がつきませんでした。ですが、あのプロ野球選手でもそうであったように毎回結果が伴ってくるわけではありません。この敗戦をしっかりと分析して、次に生かしていきます。

最後になりますが、たくさんの応援にかけつけてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

次戦は11月24日にアカスポアスリートBチームとの対戦となります。ここに向けてしっかり準備していきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

アスリートCチーム 監督 岡﨑 智郎

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