【自負と自信】

図3

2018年5月12日(土) 練習試合 vs藤森スーパースターズ

この日は、いつもとは違う遠征スタイルで練習試合を組んで頂きました。

なかなか遠征の機会がなくいつもと違う環境を経験できた事、本番を見据えよかったと思います。

試合結果は5-6の敗戦。

この試合については、指導者として色々と思うところはありましたが…その環境下でも選手達は頑張ってくれたと思います。

図6

先発に指名したのは、いつも先発している6年生ではなく、前回のブログに書かしてもらった5年生投手。

しっかり課題を持ち3イニングを無失点で抑えてくれました。

彼が安定して2~3イニングを投げてくれるとチームとしての継投パターンができてきます。

もちろん初の3イニングを投げて新しく課題もでました。

登板後、彼とも話しましたが次の課題に向け、練習し次のレベルへ上がってくれると思います。

攻撃も個々のバッティングとしては上がってきていると思いますが、点に繋がらないところは何か?

もちろんチャンスで一本ヒットが出て得点する事も大事ですが、天一杯で勝ち進んで行くならそれだけでは勝てません。

ミーティングでも話していますが、選手1人1人が少しずつ感じ出していると思います。

接戦を戦えるチームになってきた事は評価できますが、勝ちきれないところ。そこを選手1人1人が考えないといけません。

図2

また、何回かカミナリを落とす場面もありました。特に1番バッターで起用した彼へは色々な思いを込めました。

チームで今やろうとしている事をここ1番の場面で実践できなかった事。

あれはチームとして許してはいけません。彼自身が1番分かってくれていると思いますので、次回からの練習で変わる姿、楽しみです。

1人1人が自分の立場、役割を理解しチームが勝つ為に何ができるかをもう一度考えて欲しいと思います。

「メンタルが弱いからエラーやミスをする。」

とよく言われますが、

「技術がないからメンタルがブレてミスをする」

色々な考え方があると思いますが私は後者だと考えます。

つまりミスやエラーをしてしまったら練習するしかないのです。何回も練習を重ね自負を持ち、それを自信に変えていく。

『自負』とは自分自身の努力により持ち得るものです。

『自信』とは結果や評価により持たせてもらうものです。

努力による『自負』を持たない選手には決して『自信』は宿りません。

さまだまだ、戦えるチームになっていません。本番までまだ少し時間はあります。

関係者の皆様、いつもありがとうございます。来週からもよろしくお願い致します。

アカスポアスリートTチーム監督 稲内 基

図7図1図4