~今ありて未来も扉を開く~

図1

3月25日(日) 太陽が丘第3グラウンド
天下一品杯2回戦 VS 亀岡リトルイースタン

7ー10 敗戦

負けました。
悔しいです。
この記事を書いている今も悔しさが込み上げてきます。完全な力負けではないです。やるべきことも出来ていました。なぜ勝てなかったのか…それを考えていくと、また悔しさが込み上がってきます。

「勝ちの中からの学び」を大切にしているので、この敗戦は悔しくてなりません。

しかし、悔しくても時間は過ぎていくし時間は戻ってきません。
振り返りをしていこうと思います。

図2

まず反省点を、フライが上がったときの声かけです。
フライが上がったところに走る野手は基本的に、「自分が捕る」と必死で走ります。周りの野手は、どの選手が捕球に適切か判断し声を掛けてあげるのが最善ですが、それが出来ませんでした。
これは普段の練習から、ゴロ捕球と送球に力を入れてきた代償です。週一度の活動の我々としては、この部分をどのように選手に伝え練習できるかが大切だと感じます。

次に、良かったところを書いていきます。エースの立ち振舞いに今後の期待感が高まりました。先発ではなく、9番ファーストでのスタメンでしたが初回の相手の猛攻の時も先発投手に声をかけ続けチームを鼓舞し、打つ方では一時同点に繋がるツーベースヒット、最終回のマウンドでのピッチングは正にエースでした。

他にも、2番セカンド・4番レフト・7番ピッチャーにもヒットが出ました。打撃陣は頑張りました。8番ライトの選手も公式戦初出場ながら、しっかり力強いスイング出来ていました。投手も初回に7点を取られながら、踏ん張った先発投手には今後に期待です。彼の「エースになりたい」そう思う気持ちはプレーに現れています。一緒に成長していきたいと思います。

書いていくと、また悔しさが出てきます。
選手たちは、やるべきことを理解し実践し力を発揮しました。しかし勝てませんでした。チーム力は、どこにも負けません。でも、負けました。何が足りないのか。それは、個人の技術力だと考えています。選手に原因はありません。監督である私の指導力不足です。「チーム力」という長所を伸ばしながら、個人の成長を図ります。

図3

アカスポは週1度のチーム活動です。
選手たちには、週1度の活動で自身の課題を見つけ改善するための平日の過ごし方をして欲しいです。そして、チーム活動へは目的を持ってきて欲しいです。ここから、もう一度成長していかなければなりません。私も成長します。必ず成長します。

チームは本気で、天下一品杯の優勝を目指しました。でも、出来ませんでした。
しかし、この数ヵ月の選手たちの取り組む姿勢は無駄ではないですし、無駄にしてはいけません。
現在、甲子園で行われているセンバツ高校野球の大会歌「今ありて」の中には、「今ありて未来も扉を開く」という歌詞があります。聞いて、ハッとしました。この悔しい「今」があるからこそ、今後に向けて頑張っていけるのだと思います。
4月には、チームの再編成があります。また、選手たちと共に、未来も扉を開いていきます。

最後になりますが、Bチームの6年生申し訳ない。京都ナンバーワンの6年生に出来ませんでした。
公式戦に出れない中でも6年生の成長は素晴らしく、感動させられました。野球人として尊敬します。ここからが、勝負。

図4

いつも温かい声援をくださる保護者の皆様、申し訳ございませんでした。子供達は頑張っています。誉めてあげてください。そして、またここから一緒に成長していきたいと思います。今後も宜しくお願い致します。亀岡リトルイースタンの皆さん、試合をしていただきありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

アカスポ・アスリートB監督 具志堅 倫護

図6