アカスポ（京都南）サッカークラブは現在10人の選手がいます。学年はバラバラですが、高学年の選手は低学年の選手の見本となれるように、低学年の選手は高学年の選手に近づけるように、選手同士で互いに刺激し合いながらサッカーを楽しんでいます。

段々とパス、ドリブル、シュートのスキルの上達がみられ、最近では実践的な対人メニューも取り入れています。対人メニューでは、相手の動きに合わせた状況判断が必要になります。つまり、パス、ドリブル、シュートという選択肢の中から状況に合わせた選択をしなければなりません。

状況判断は試合において、重要なスキルの1つです。レベルの高いメニューですが、選手達は自分なりに考え、一生懸命取り組んでいます。状況判断の選択に正解はありません。自分で考え、根拠をもった選択ができるようになってもらいたいと考えています。そのため、選択のヒントを与える事で選手達のアイデアを引き出していきます。

練習開始時間より早く来て、自主的に練習をしている選手もいます。その選手と一緒に練習していると「サッカーが好き」「もっと上手くなりたい」という気持ちが強く伝わってきます。このような選手の内から湧き出る気持ちを大切にし、選手の成長の手助けができるような指導を心がけます。

アカスポ（京都南）ＦＣコーチ　長川　奈生